■公益財団法人日本モンキーセンターになりました

あまり一般に意識されませんが、先進国のなかでサルがすむのは日本だけです。アメリカザル、フランスザル、ドイツザル、というのは聞いたことがないでしょう。
人間を除けば、サルのなかまは、中南米、アフリカ、インド・東南アジアに分布しています。欧米の先進国には野生のサルがいません。だから、イソップ物語やグリム童話といった西洋のお話にはサルがほとんど登場しないのです。
ニホンザルは北海道にはいません。青森県の下北半島が北限です。そして、サル類すべての北限です。熱帯の森にすむイメージなので、雪のなかにくらすサルというのは欧米人にとって驚きです。焚き火にあたるサル、とても珍しいですね。
人間を含めたサルの仲間のことを、「霊長類」と呼びます。約三百種類います。どれだけの名前をご存知でしょうか? チンパンジー、ゴリラ、テナガザル、クモザル、リスザル、ワオキツネザルなどです。じつは日本モンキーセンターの動物園は、世界でいちばんたくさんの種類のサルを飼育しています。世界一です。六七種います。実物をぜひご覧ください。
人間は人口が増えていますが、それ以外のサル類は、すべて絶滅危惧種に指定されています。自然の生息地ではその数が減っています。人間による森林伐採で生息地が破壊され、密猟もあります。サルを見ながら、ぜひ自然の暮らしを想像してみてください。
日本モンキーセンターは一九五六年にできました。この四月から、公益財団法人になりました。わたしは、隣の京都大学霊長類研究所の教員をしてきました。チンパンジーのアイたちの研究です。京大教授のまま、兼任無給で日本モンキーセンターの所長をお引き受けしています。
再来年はサル年です。そしてモンキーセンターは創立六十周年を迎えます。公益法人として生まれ変わりつつある姿をぜひ見に来てください。休園日があるのでぜひホームページを見てください。


2014年7月25日発行「成田山新聞」より
日本モンキーセンター所長・京都大学教授  松沢哲郎


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※日本の動物園等で飼育されている霊長類の種数は102種類です。(2015年3月31日時点、GAIN調べ。種間雑種その他の分類不明なものは除く。)
公益財団法人 日本モンキーセンター
〒484-0081 愛知県犬山市犬山官林26番地 TEL:0568-61-2327 FAX:0568-62-6823
動物取扱業:公益財団法人日本モンキーセンター 愛知県犬山市大字犬山字官林26番地
業種:展示 動尾第510号 業種:貸出し 動尾第509号 登録:平成19年5月31日 有効:平成34年5月30日 取扱責任者:木村直人