園長室たより 毎月掲載シリーズ
すごいサルたち「略してスゴサル」のコーナー |
7月)世界初!漁をするサル!
〜ビジターセンター・アマゾン水槽の住民〜
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サルが高い知能を有することは、チンパンジーなど高等な大型類人猿が道具を使ったり数字を理解したりすることで広く知られています。しかし、掌に乗るような小さなサルがそれを超えました。サルの名前はムーヴ、南米に生息する体重250グラム前後のコモンマーモセットと呼ばれる超小型サルの一種。ムーヴは緻密で計画的な“漁”を毎日実行します。その手順は、餌のパンを用意⇒所定の位置に投入し回遊させる⇒魚が集まる⇒所定の魚場で待ち伏せて一気に捕獲⇒食べる⇒餌のパンを回収し同じことを繰り返すかそのパンを食べて終了するのです。そのいくつかの組み合わせで獲物を捕らえる動物は多々知られますが、ムーヴの行動は完成された“漁”に他なりません。それは現在も改良が加えられ進歩しています。ムーヴは母親が病弱であったため飼育担当者の家庭で育てられました。その担当者の家庭では時を同じくして次女誕生に沸いていました。そんな環境が天才の芽を育てたのかも知れませんね。
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「※ この文章は名古屋鉄道株式会社社内誌「れいめい」に、申年
にちなんで(平成16年4月から平成17年3月まで)連載された
原稿をもとに、加筆修整したものです。」 |
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