Monthly Archives: 7月 2017
ちょっとお出かけ!
アフリカ館担当:辻内
梅雨の晴れ間となりました!
いつもアフリカ館に入り浸っていますが、
たま〜にこんなところにもいます。
リスザルの島で
ハッチくん!可愛らしい感じで出迎えてくれました。
いい天気でしたので、私もアフリカ館を出てお出かけです!
久しぶりに避暑地に来ました。
懐かしい顔ぶれです。
いつも怒ってるミツバさん。
今年生まれのオルガにも会えました。
心の目で見てください。
真ん中ら辺にいます。
近くでも見られたんですが。
写真にはおさめられませんでした。
リスザルの赤ちゃんに出会う季節が来ると、夏が来たって感じです!
残念なお知らせ。。。
キツネザル担当:田中
6月13日に生まれたエリマキキツネザルの赤ちゃんですが、残念ながら本日お亡くなりになりました。
死因は肺炎でした。
母親のクミンの手厚い保護により、スタッフの前にはほとんど姿を見せませんでした。
私がちゃんと見られた姿といえば、観察用に使ったビデオ。
クミンがごはんを食べている間、じーっと座ってお留守番をしているところ、
クミンがごはんから戻ってきたら、わーい!かあちゃん!といっているかのように、抱きついて喜んでいるところでした。
最近になって、ちょこちょこと動き出し、
クミンのお腹の下から顔をのぞかせたり、
クミンに見守られながら、ふらふらと丸太を渡っていたり、と
ビデオではなく、直接見られるようになったのです。
じっくりとは見られないもどかしさとともに、ひとつひとつの成長が本当に楽しみで、嬉しかったです。
でも結局、来園された方にはそんな成長した姿を見てもらうことなく、旅立ってしまいました。
細かいところまで観察できなかった悔しさと、
ようやく近くで姿を見られた現実感と安堵、
いなくなってしまった悲しさが入り混じります。
動物園ではいろんな生きるカタチ、
旅立つ姿を見てきました。
もちろん、これからも続くでしょう。
エリマキキツネザルの赤ちゃんの生命は
私にも大切な経験をくれましたが、
何よりもクミンに与えた影響は大きかったと思います。
子を守る母から、子を見守る母の姿にかわったときが、私の中では本当に印象深かったのです。
赤ちゃんのこれ以上の成長をみることはできませんが、
クミンや他のみんなと前を向いて、進もうと思います。
ありがとう、『ミント』!