【AC日誌】チンパンジーのベッドづくり

アフリカセンター担当の廣澤です。

チンパンジーのアキラとデンスケの部屋の中の消防ホースがだいぶ古くなっていたので、新しいホースに一気に交換しました。

外が過ごしやすい気温になった先週、実習に来ていた学生の手も借りて一気に!フィーダーをいったん外し、消防ホースを全撤去。新しいホースをイイ感じに配置して、フィーダーをまた取り付けて完成!

外で待ってもらっていたアキラとデンスケのために、フィーダーにピーナッツをセットして部屋を開放しました。お待たせ〜。

早速ポリバケツフィーダーをのぞき込むアキラ。そして、新しく張ったホースに戸惑うことなく登っていき、ホースの先をチェック!

残念ながら、ココにはピーナッツはなかったんですが、アキラが赤いホースの先には何かあるかも!?と期待することが分かりました。色とりどりのバケツや容器によく食べものを入れているので、赤いホースの先が気になったのかなぁ思うひとコマでした。

さて、本題です。

こちらはマルコの夕方のようすです。

麻袋を体のまわりに集め、ベッドをつくっています。するっと引き寄せたり、パタっと追ったり、こっちにもう少し高さを、、、みたいな。ときおり両手を合わせてぐっぐっとベッドを押さえてつぶしたり。いそいそと寝るための準備をすすめています。

数分かけて完成、最後に横になってました。

ベッドづくりは毎日やることですが、モンキーセンターのチンパンジーたちの場合、夏場はつくるだけつくってベッドの上には寝ず、少しひんやりした床に大の字になって寝ていることが多かったです。麻袋のベッドの上で寝るようになったので、最近涼しくなってきたなと感じます。

※大の字になって寝るじっさいは膝はあんまり伸ばさずガニ股で、手も少し曲げて頭の横にあることがあるので、大の字というよりは尚の字みたいな形です。

ベッドを作るタイミングは、だいたい夕方採食が終わってからが多いので、開園時間中に見られるのは稀ですが、この日は16時頃、夕方のごはん前にベッドを作っていました。運が良ければ、遭遇できるかもしれませんよ。