こんにちは。

原野と森の家担当の武田(直)です。

※この記事はどなたでもお読みいただけます。

ご報告が遅くなり申し訳ありません。

原野と森の家の非展示エリアでくらしていましたアビシニアコロブス♀のラテが、12月13日に入院しました。

　

ラテはながらく、群れに戻るために短時間の同居をおこなっておりました。

【玉浪漫紀行】アビシニアコロブスのラテ、再同居の試み②

これまでの同居では、たびたび体調不良が見られることがありました。

今回、軟便が数日続いたため直ちに入院させ、注射や補液など治療をおこなってもらっていました。

　

入院から12日経った12月25日、改善がみられないということで麻酔下での検査をおこなってもらいました。

　

過去の検査では2度にわたり自発呼吸が停止してしまったこともあり、

検査経験のある獣医師やバックヤードメンバー、飼育スタッフに集まってもらい、万全体制でのぞみました。

　

入院前におこなった測定では6.6kgだった体重が、検査当日は5.4kgまで減少していました。

血液検査、レントゲン、エコーなどの検査をおこなってもらいましたが、

翌日2025年12月26日朝に死亡が確認されました。

　

解剖の結果は、肺膿瘍・腎膿瘍による敗血症、18歳でした。

　

なかなか今回の記事のみで、ラテのことを書ききることができないので

またあらためてお話ししたいと思います。

　

献花台は、原野と森の家のアビシニアコロブス展示エリア前に設置させていただきました。

　

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