元Waoランド担当:田中
モンキーセンターでは年に1回、各施設をしっかり点検しています。
現在の担当者と、その施設を知っているスタッフとで点検します。
私の今年の担当はWaoランド、Waoランドmini、マダガスカル館。
担当者と日程調整して、一緒におこないます。
ケージの網を確認しながら、
『ボルト緩んでるから締めてね〜』
止まり木の隅から隅まで見て、
『腐りかけてるから交換してね〜』
屋根にのぼって、
『雨どい詰まってるから掃除してね〜』
空を見上げながら、
『枝が伸びてるから伐採しようか〜』
とか
普段見ない場所や、慣れすぎてて見過ごしてしまう箇所をひたすら探します。
『ここ汚い、片付けて』は意外に担当者へのキラーワードだったりします。
動物たちのため、ヒトのためにも施設の整備は必要です。
当然、担当者だけで直せない箇所は、かの有名な営繕班に依頼がいくわけです。
それでも直せない箇所は業者さんへ・・・
というように、マジメにチェックするわけですが、
まぁ、以前の担当動物、我が娘・息子・孫がいるわけです。
久々に会うから、
『元気そうだね〜』
『(成長して)大きくなったね〜』
『(横に成長して)大きくなったね〜💦』
って、いちいちキツネザルたちに声をかけちゃいます。
ついには個体識別なんかも始まっちゃったりして。


めちゃめちゃ大変で、とてもしあわせな時間でした、とさ。