『バックヤード改善計画』工事進捗②

バックヤード担当:奥村

クラウドファンディングにて、皆さまよりご支猿を頂きました『バックヤード改善計画』の工事進捗のご報告をさせて頂きます。

まず「バックヤード」について、改めて簡単にではありますが、ご紹介をさせていただきます。

バックヤードはみなさまからはご覧になることができないエリアにあり、動物病院や術後管理のための部屋、そして様々な理由から展示エリアで過ごすことができない動物たちがくらす施設です。

  

詳しくはこちらをご覧頂ければ幸いです。↓

◇バックヤードってどんなところ?

  

そんなバックヤードでくらす動物たちの環境を改善したい!という思いからクラウドファンディングを立ち上げました。詳細はこちらから↓

◇非展示施設『バックヤード』改善計画

〜すべての動物たちが幸せにくらすために、バックヤードを改善したい〜

◇バックヤード改善計画 第2弾

〜屋内のみでくらしている動物たちが太陽の下で運動できる『おひさまエリア』をつくりたい!!〜

  

  

皆さまのあたたかなご支猿のおかげで目標を達成することができました!

施設着工の様子をブログでもご紹介させて頂いていたのですが、、、

※よろしければ過去のブログをご覧ください。

ブログ飼育の部屋①

ブログ飼育の部屋②

  

  

基礎工事からの建具(施設の壁面や天井、柱など)の設置がいっきに進み、ご報告が遅れておりました。

  

まず、おひさまエリアの基礎工事ですが

熟練の職人さんたちの手によりしっかりとした基礎(鉄骨の建具を支える土台)が作られています。

写真の左端に麻袋が置いてあるのですが

  

雪が降ったりもしたので水道管の凍結防止のために麻袋を被せていました。

  

  

というのも基礎を作るために地面を掘るのですが、不思議なことにバックヤードの図面の配管の位置とことごとく違い、掘っても掘っても水道管という事態が発生しておりました。

そんな危機を乗り越え、基礎工事は進み

  

  

  

目安となる支柱と運動場の枠組みが完成。

  

  

  

  

クレーンで柱や天井、壁面を設置していき

  

  

  

途中、運動場の土入れをして

  

  

  

概ね外観は仕上がりました。

  

  

  

  

屋内の施設はもともとケージが据え付けられていたものをいったん全部撤去した後

  

  

床面を舗装し

  

  

内装の建具が設置されました。

設計や打ち合わせにとんでもなく時間をかけさせてもらったのですが、

正直「建つのは早い、、、」と驚きました。

でも形になってくるとやはりわくわくします。

  

この後も動物たちが安全にくらせるように改めてしっかりと確認し、修正をおこなっていきます。

完成までは、まだしばらくお時間を頂きます!

  

  

また、バックヤード改善計画の取り組みについて、4月11日に予定されている「友の会」のつどいでも、藤森さんから紹介がありますので、そちらも是非お楽しみに。