ヒヒの城担当:荒木
突然ですが、ヒヒの城に新アイテムを設置しました!
・みんなで揺らそう!「タイヤブランコフィーダー」
・筋トレと食事ができる一石二鳥の画期的な筋トレ?マシーン「バーベルフィーダー」
・回しまくって修行しよう!木人椿と石臼の合体マシーン「ネオ木人椿」
です!
突然すぎてわからない方がほとんどかと思います。
少し前の3月6日に日本モンキーセンターのオンラインサロン「猿分補給」が開設されました。こちらのサロン内では普段お話ししていない情報やプロジェクトの途中経過やこれまでの過程などをお届けしています。
サロン内でタイヤを使ったヒヒのおもちゃのアイデア下さい!と募ったら、サロンメンバーの方々からこんなのどう?という意見をたくさんいただきました。
そしてそれを実現するために色々仕組みを考えて、設計図を書き、いざ作製に取り掛かりました。
以上をこれまでサロン内でご報告したんですが、
数日かけて・・・
設置しました!
設置のご報告は飼育の部屋を見てくださる皆様にもお伝えして、楽しんでいただければと思います。
まずはブランコフィーダー
ホイールの隙間におやつを入れて回したり、揺すったりするとホイールからおやつが出てくる構造になっています。


大きさとホイールの形状が違うものを2種類作製しました。
続いて、バーベルフィーダー
ブランコフィーダーと構造はほぼ同じですが、こちらは重いバーベルを持ち上げたり、転がしたりしないとおやつが出てきません。

こちら重くて、運び込むのが大変でした(汗)
ヒヒがこれを持ち上げれるようになる時にはきっとムキムキになってますね。
最後は石臼フィーダーを合体させた、ネオ木人椿
上部のタイヤは石臼のように回って、穴が揃った時にエサが落ちてくる仕組みになっています。
木人椿の要素として単管パイプを横につけてみました!
そして、あえて不安定になるようにブイ(浮き)を中に入れて固定してみました。揺らしながら回すという動きをしてくれないかなと期待・・・

やっとの思いで設置しましたが、上部の石臼の部分があまりにも重すぎて、固定するのを断念しました。これは想定外でした・・・
ですが、せっかく作ったので、上部と下部で分けて設置することにしました・・・
全て設置が完了し、いざヒヒたちとご対面。
ヒヒたちの反応はというと・・・
「ブランコフィーダー」


オトナヒヒが立ってギリギリ触れるぐらいの絶妙な高さだったようで、かなり苦労しながらブランコフィーダーを揺らしていました。
改善点はこちらのホイールの隙間が大きく、エサが一度にドバっと出てしまうので、少しずつエサが出てくるように改修が必要そうです。
しかしホイールの隙間が小さい方はかなり長い間遊んでいました。これはいい物ができました。
続いて、「バーベルフィーダー」

さっそく新しいものが気になるようで、ロミオがずっと触っていました。

まだ持ち上げる筋力はなさそうなので、ひたすらゴロゴロさせてました。
ロミオがいなくなると、アルファオスのナンが登場し、力いっぱいバーベルフィーダーを押していました。
そして持ち上げそうになる場面も・・・
ナンに関しては、もうムキムキなのかもしれません。
最後は「ネオ木人椿」

こちらも興味深々です。

コドモたちはとりあえず触ってみるスタイルです。
そして回している姿も!
とてもいい物ができたんですが、改善点が・・・

コドモの腕は細いので、ホイールの隙間に入ってしまい、腕を突っ込んでエサを食べてしまいました。これは早急に蓋が必要であることがわかりました。
あとは出てくる量があまりにも少なくし過ぎたので、少し落ちてくるエサの量を増やしてあげます(笑)
以上、サロンメンバーの方からアイデアをいただき、作製して設置するという企画のご報告でした。しかし、まだ第一弾ですので、第二弾、第三弾?と続けていきます!
ご来猿の際はぜひヒヒの城の新アイテムをご覧ください!