【YakTok】浮かびあがるアザ

今回はモンキーバレイでくらすヤクシマザルたちの様子をご紹介します。

※どなたでもご覧いただけます。

こんにちは、モンキーバレイ担当の奥村です。

雨が降り、ほんの少しだけ暑さがやわらぐ日があるのですが、

そんな一瞬の気候の変化にいち早く反応するヤクシマザルがいます。

モンキーバレイNo.3のオス。

ヒメネズミです。

  

お分かりいただけるでしょうか……

  

両目の脇に赤い線のようなアザ(今回だけアザと呼びます)が浮かびあがってきています。

 

 

ちなみに5月のヒメネズミはこちらです。

そんなに変わらないじゃないか、

そして髪型変わってるじゃないか、

と思われる方もいるかもしれません。

 

 

まだアザの発現のないウミガメという個体はこちら

目尻に若干の線はありますが、

 

まだきてないようです。

 

 

アルファオスのヒラマサは

※ウミガメが水を飲むために下を通過中。

 

右目の方に少し現れ始めています。

今年のお気に入りメスはノマメスタートなのかもしれません。

後ろのピーナツが鋭い視線を送ってきています。

 

 

コンソート的なことも始まりつつあり、

ヒメネズミは

ノザクラという個体を、今は気に入っているようです。

(この写真は比較的ヒメネズミの目の脇のアザがわかりやすいかもしれません)

ノザクラはノマメの娘なので親子でNo.1と3に気に入られている様子です。

 

 

おさえとして、念のためとてもわかりやすい今日のヒオウギを載せさせてもらうと

こんな感じです。

 

このアザがうかびあがると、体温が著しく上昇し、

心拍もあがり、驚くべき身体能力を発揮する。

といった悪鬼滅殺的な要素があるわけではないのですが、

 

繁殖時期が近づいているなぁ。

と季節の変わり目を感じます。

 

ホンドザルが顔真っ赤になるのに比べるとささやかな変化ですが、

モンキーバレイの一足早い秋の訪れです。

 

とはいえ、なかなかそんな個体をみつけるのも距離的に難しいこともあり……

アジア館という施設ではホンドザルとヤクシマザルがお隣同士でくらしているので、

もうしばらく経つとその違いを見比べることができるかもしれません。

ご来園の際はぜひそちらにも足を運んでみてください。

 

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※オンライサロン『猿分補給』では、モンキーセンターのスタッフたちから、

日々いろいろな記事をメンバーの皆さまにお届けしています。

気になった方はぜひ覗いてみてください。

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