こんにちは。
アフリカセンター担当の廣澤です。
バーバリーマカクについてのご報告です。
前回5/27にご報告した続きになります。
5/24に生まれたユンのあかちゃんは、5/28に亡くなりました。
育児経験のある母ユンにしっかりと抱かれ、生まれた翌日には母親の乳首をくわえるようすがあり、授乳も順調そうにみえていました。しかし生後3日目、母親があかちゃんに指をくわえさせるようになり、授乳しているようすが確認できなくなりました。あかちゃんの体力が落ちてきていたため、一度入院して検査をしました。
検査の結果、ユンのあかちゃんはうまれつき口蓋裂があり吸う力が弱いようでした。
充分に乳を吸うことができず、お腹がすいて泣くあかちゃんをおちつかせるために、母親のユンは自分の指をあかちゃんにくわえさせていたようでした。
翌日、ユンの抱くあかちゃんに介添哺乳を試みましたが、残念ながら亡くなってしまいました。
ユンも、ツィーと同じように亡くなったあかちゃんを抱いていたのでそのまま群れに帰ってきましたが、数日してあかちゃんを手放しました。
剖検の結果、口蓋裂による哺乳障害と診断されました。
あかちゃんが無事にうまれてきてすくすくと成長するためには、たくさんの過程があることを実感しました。
そして、ツィー、ユンにつづいて、ユンフーが6月6日に出産しました。
朝出勤すると、あかちゃんをお腹にかかえていました。
しばらくすると授乳するようすも確認できました。
ユンフーは2015年うまれで、今回が初めての妊娠・出産です。
初めて経験することばかりのはずですが、あかちゃんを抱き授乳までできていて感動しています。こどもを守るように抱く姿はたくましく見えます。
あかちゃんは、3日分の栄養と水分を体にたくわえて生まれてくるといわれます。
その間に、母親の乳首にたどり着き吸うようになると、乳の出も良くなるそうです。
まだまだ落ちつかない生後2日目です。
すくすく元気に育つことを願っています。