【YakTok】群れ復帰

今回は目標を達成し、モンキーバレイの群れに復帰したヤクシマザルの老齢個体についてのお話をご紹介します。

こんにちは、モンキーバレイ担当の奥村です。

ヒゲッコとタップは無事に目標を達成することができ、群れに復帰しました!

それぞれ目標の体重8.0kg、5.0kgをクリアしています。

これまでのお話はこちらから↓

http://www.j-monkey.jp/jmckeeper/2026/06/12/【yaktok】目標と期限/

この8.0kg,5.0kgという体重の目標数値はモンキーバレイの伝統(最近の)ともいうべきか、

入院したり、冬季バックヤード管理となったりした個体がモンキーバレイに戻る際の体重の目安としてこれまでも使用してきた数値です。

個体差はもちろんありますが、だいたいオスで8.0kg以上、5.0kg以上はあると体力的にも群れ戻しが問題ないと判断できる数値です。

彼らの増量計画には、ご寄附でいただいた果物や野菜、タマゴ、栄養食品などなど、たくさん使わせてもらいました。ありがとうございます!

群れに戻ったあとも栄養補給のために引き続き、個別給餌していきます。

副室で過ごしてもらっていた期間、体重測定のトレーニングもがんばってもらっていましたが、群れに戻ってからも継続できるようにしていきたいです。

さて、そんな2頭の群れに戻った際の様子もご紹介していきます。

まずはタップ。

キャっと、あいさつ行動がみられることはありましたが、追われたりすることもなく。

帰りを待ってくれていたであろう娘のタマスダレのそばで、

副室の時からすることが多かったヒルというオスへさっそく毛づくろいをしておりました。

タップも大概なのですが、ヒゲッコも本当になんでもないみたいに群れ戻しの瞬間から、放飼場のエサを群れの個体と一緒に食べ始めていました。

担当者としても過度な干渉や闘争が起きることを可能な限り避けるため、群れ戻しの際のエサの内容や、給餌の場所や仕方に気をつけるのですが、あまりにも溶け込みすぎでした。

副室で過ごしていた際に、激烈あいさつ行動をヒゲッコからアルファオスのヒラマサにしていたり、No2.のピルチャードに対してもなにかしらの社会交渉がある様子だったので、そのおかげなのかもしれません。

しかし、あまりにも遠慮がなさ過ぎたのか、さすがにそれは、と若めのオスたちから抗議を受けていました。

表立って行動に移していたのは、ヒョウという個体で、これもまた副室の時からのゆかりのあったオスです。

ヒゲッコに乗っかかって、マウントを取ったり、背中に歯をあてるような行動が見られました。

直後のヒゲッコ

少し心配になりましたが、ヒョウも加減をしている様子がみてとれたことと、近くでしっかりとピルチャードが目を光らせてくれていた!?感じがあったので、そのまま経過を見守りました。

そのあと、あいさつ周りに目覚めたヒゲッコは、ウグイやダルマワシといった10代のオスへプレゼンティングをして、毛づくろいをするという行動を繰り返していました。

体格の良いヒゴイというオスへの毛づくろいの様子がこちらです。

https://youtu.be/j0X14Ks0rFQ

毛づくろいをされたそうなヒゲッコ

ちなみに動画手前のコロコロに大きな個体はダルマワシです。

動画を振り返ってみて、ヒゲッコらしいというか、

毛づくろいして欲しい感(自身の身体をポリポリ掻いて背中をむける)を出すのが若干早いところも相変わらずでした。

しかし今回、ヒゴイがすかさず、ヒゲッコの前に周り毛づくろいの継続を要求。

ここからが本領というか、すごい速さで寝ながら毛づくろい、というモードへ切り替えるのです。

よければ動画を見直してみてくださいね。

その後、気持ちが表れ過ぎている毛づくろいをするヒゲッコ

https://youtu.be/ZFjNke1asjw

あまり熱心ではない毛づくろい

誰か、ヒゲッコに毛づくろいをしてもらえないだろうか、と担当者としても心配していましたが、

されてるされてる。

さすが、ウイキョウねえさんです。ありがとう。

ところでヒゲッコもタップもまだ体毛が戻り切ってはおりません。

特にヒゲッコは通常と逆の体毛を纏うともいわれております。

通常は冬毛がモフっとしており

例:冬のウミガメ

夏は毛が短い

例:夏のウミガメ

現在は夏毛への生え替わりの時期終盤を迎えています。

ヒゲッコはふさふさになるのでしょう。

そして、毛の生え替わり終盤といえばそろそろ夏のイベント、甲子猿の季節がやってきます。

4月から、しばらくの間ずっとヒヒの城の担当をしていた堀川監督が、週5でテナガとモンキーバレイの担当に戻ってきます!

イベントの力は絶大ですね。

とまぁ、毛の話やイベントの話はいったん置いておいて、

2頭とも無事に群れへと復帰したことのご報告ができて良かったです。

これからもあたたかく見守っていただければ幸いです。

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※オンライサロン『猿分補給』では、モンキーセンターのスタッフたちから、

日々いろいろな記事をメンバーの皆さまにお届けしています。

気になった方はぜひ覗いてみてください。

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