こんにちは!バックヤード担当の奥川です!
最近は急に寒くなってきたので、急いでスウェットや毛布をクローゼットから引っ張り出しています。そして大好きなみかんの美味しい季節がやってきますね〜、今冬も楽しみです。
さてさて、今回の内容である今月の「さるしり!」のテーマは、「飼育員が工夫しています」です!
※どなたでもご覧いただけます
バックヤードには、いろんな事情を抱えた個体がいるので、施設や動物たちへの工夫は特に欠かせない場所なのかな、と思っています。
今回は個別給餌と病院のケージについてご紹介します。
まずは屋外飼育施設で飼育をしているカニクイザルの個別給餌について。
過去にも個別給餌について書いてくださっているブログがありますので、ぜひご覧下さい♫
順位が低い個体や、痩せが目立つ個体には個別給餌をしているのですが、個体によって給餌する場所をある程度決めています。
1箇所に集まってしまうと、順位の弱い個体は受け取れなくなってしまうので、極力分散させています。

同じ格子面でも、上下左右でわけてます。
とても頭が良いので、同じ場所で個別給餌していると、その場所を覚えてくれます。


イイヨのような警戒心の強い個体などは、こちらが正面から向かうと怖がらせてしまうこともあるので、できるだけ上の方でひっそりあげてみたりして、徐々に慣らしていきました。今では、定位置として覚えてもらい、↑写真のようにステップの上などで個別給餌しています。
この時に、個別給餌個体以外には絶対に与えないことを気をつけます。先程も言った通り、頭が良いので、ここに来たら貰えると理解してしまうと、順位の弱い個体を押しのけて来てしまうことがあるので、周りの気を逸らしつつタイミングを見て給餌しています。

ルネ

タカコ
個別給餌をしている個体は何頭かいますが、顔の写真が撮れたのでルネとタカコを。
格子のどこにいるかは全くわからない写真になってしまいましたが…格子の上の方はルネ、下の方はタカコでいつも給餌してます。
個別給餌をしてから、目に見えてデブエットが成功していることがわかると本当に嬉しいです。今年の冬も寒くなると思うので、できるだけ脂肪をたくわえて、元気に過ごしてほしいです。
そして、入院する時に使うケージです。


床はこのようになっているのですが、 足の悪い個体や怪我の状態などでは、パイプとパイプの間に足が挟まってしまうこともあるので、パイプのみのケージと、取り外しができるような網を設置しているケージ2種類あります。

こちらはケージとケージの間に木の板を挟んであります。テナガザルや好奇心旺盛なマカクなどは隣にいる入院個体に手を出すことがあるので、それを防ぐために設置しています。
このように、病室ならではの工夫もあったりします。
動物たちが、過ごしすい環境を作るためにはいろんな工夫が必要不可欠なんだな、と飼育員になってから改めて思いました。個体に合わせたステップを作って、実際に使ってくれている時は、よかった〜!と思います。
これからも動物たちに何ができるのか、考えて励みます!
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さるしりでは、毎月変わるテーマに沿って園内各施設で飼育されている動物種や個体について紹介しています。10月中は各所で「好きな食べもの」情報が掲示されていますので、ご来園の際はぜひチェックしてみてください♪
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※オンライサロン【猿分補給】では、モンキーセンターのスタッフたちから、毎日いろいろな記事をメンバーの皆さまにお届けしています。
気になった方はぜひ覗いてみてください。
https://community.camp-fire.jp/projects/373624/preview?token=3pppyarn
寒い季節がやってきて、みかんの季節も楽しみですね!飼育員の工夫でカニクイザルたちがより快適に過ごせるように配慮されている点に感心しました。Telkom University Jakarta