今朝の犬山はとても涼しくて、草刈り日和だ!と、テナガザルの島を朝から刈払いしていたのですが、瞬く間に温度が上昇し、開始1時間ほどで、またしても汗でずぶ濡れとなってしまいました。モンキーバレイ担当の奥村です。こんにちは。
犬山の夏はまだまだ油断できなさそうです。
そんな労働者の話はさておき、今回は少しだけ涼しげ?な話題、サツマイモを細長く切って池に流すことになった話と、こちらはまだまだ熱い、甲子猿についてご紹介します。
さて、まずは甲子猿から。
今年はファイナルということもあるのか、各対戦、史上最も接戦を繰り広げている印象です。
我らが魏梵谷工業高校は初戦で敗退してしまいしたが、犬神とまぁ僅差。
現地投票、またXでも投票してくださり、応猿してくださった皆さま、ありがとうございました!
個人的には、知名度の高い個体が「◯回表、今回ご紹介する子個体は〇〇です!」って監督が紹介した後に「お〜〜〜っ!」って会場がなる、憧れのやつがあるのですが、

彼のときも、「お〜〜〜」って、なっていて(きっと気のせいではないはず)胸熱でした。
本日12歳の誕生日を迎えたシロテテナガザルのジョージ

も初戦で大健闘してくれました。
そして昨日、甲子猿決勝の2校が決まりましたね。
甲子猿が終わってしまう前に、奥村が準決勝に進んでいたら出場予定であった選手たちを簡単にではありますが、こちらで紹介させてください。
まずは1回裏

ヤクシマザルのオス、ヒブダイです。
兜被ってるな。目があった時のパフォーマンス高いな。といった印象だったのですが、
ある日副室(放飼場に入る前の部屋)でエサを切っている時に、メトロノームくらい規則正しく石を打つ音が聞こえてきて、思わずエサ切りの手が止まってしまいました。
BPM200くらい?リズムキープ半端ないよ、というプレゼン。

2回裏

ボウシテナガザルのオス、カンです。
カナコにベットを譲ったり、エサをゲットした腕をしっかり掴まれて、カナコに譲ったり。

そんなカナコとの関係性をご紹介するプレゼン。
ワンダーウォール風な名曲ができていたんじゃないかと思います。
3回裏

ヤクシマザルのオス、ウミガメです。

甲子猿も今年で9回目。

奥村は飼育員となって20年が経とうとしていますが、

かっこいい。
ただそれだけで、どこまでいけるかやってみるプレゼン。
以上出場予定の3選手でした。
甲子猿ファイナル、最後までぜひお楽しみください!
続きまして、サツマイモを細長く切って池に流してみた話です。
公式Xにてポストさせていただきましたこちらの案件。

クラシックな内容となっております。
そもそもが、モンキーバレイの夕方のエサはサツマイモと、
それこそ、たき火くらい古い歴史がありそうなほど、長年(少なくとも20年以上は)継続して給餌されてきたエサなのですが、
夏場はどうしても食いつきがイマイチな時があります。
イモについた土を落として、食べる『芋洗い行動』であったり、
冬の風物詩『たき火にあたるサル』では、アツアツの焼き芋を池に浸して冷まして食べたり。
モンキーバレイでくらしてきたヤクシマザルたちにとって、サツマイモと池は切っても切れない縁?があるのかもしれません。
そして、話は変わって池には、そこに流れ込むまでに水流があります。
流しそうめんのように、サツマイモを細く切って流したら、食欲もあがり、水分補給もしっかりできるのでは?夏だし。
ということで、試してみることにしました。
ただ、いつもの給餌のサツマイモの切り方を変えて、置く場所を変える。
ということなので、たき火のポップコーンのように大人気っていうわけではありませんでしたが、
水を得た細長く切ったサツマイモ(以後そうめん)と対面したヤクシマザルたちの行動は興味深いものがありました。
動画をご覧いただくと、まず最初に興味を持ったのが子ザルでした。
そして、子ザルが食べ物と認識し、口に入れ食べ始めると、まずはその母親。
次に他のおとなのサルたち、といった感じで流れていく、“そうめん”を食べたのです。
『たき火にあたるサル』のガイドで長年ご紹介してきた、このくだり。
「飼育員がたき火で暖をとっていると、1頭の子ザルが近くにやってきて、その様子を見たおとなのサルたちも、火は怖いものではなく、あたたかいものとして暖をとり、たき火にあたるようになりました。」
ずっとそうやって、たき火の始まりを話してきたのですが、実際のところ自分で見たわけではなかったので、心のどこかでは「本当かな?老齢個体の可能性もあるかもよ。」が、よぎらないわけではなかったのですが、確信することができました。
2回目の流しそうめんはサツマイモに加えてニンジンも。

タペヤラとウルヴァリンが近寄ってきて

葉っぱもとるけど、

そうめんも!

猿谷庵、準備が整いました。

ヒゲッコがトウモロコシのヒゲの部分持ってるなぁと思いつつ。

食べてもらおうと思ったのですが、そっぽをむかれてしまいました。
流行りにはすぐ乗らないタイプなのかもしれません。
気を取り直して、そうめん(イモ&ニンジン)を流すことに。
動画の初めの部分では今年の甲子猿にも出場した、ノノハナ(最年少)もしっかりとそうめんをゲットできています。

ヒノナはニンジンの方が好みのようです。

ヒョウというオスは流水の最後を陣取って、そうめんを総取りする作戦に出たようでした。
上流にアルファオスのヒラマサや、ピルチャードといった強い個体がいたことも関係あるかもしれません。
そして、先ほどの動画で気づかれた方はほとんどいないと思うのですが、

彼も様子を見に来ていました。
さっきはそっぽをむいていたけど、今度はどうかな?と

そうめんを持っていくと

恐るおそる……

口にしてくれました。
というわけで、モンキーバレイの流しそうめん。

お盆期間中ということもあり、本日はナスときゅうりを。

ナスは細切りがとても難しいことがわりましたが、

好んで食べてくれているようでした。(チョウランが)

サルたちが興味を持ってくれているうちは
続けていければと思っております。

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