全園休園まであと99日となりました。100日切っちゃいましたね。
獣医師の小谷です。
リニューアル前の姿は今しか見られませんので、今のうちにたくさん遊びに来ていただけると嬉しいです。
病院は見られませんが…。
さて、外科手術と切っても切れない手技が縫合です。
大きなけがで筋肉が切れてしまったり、お腹を開ける手術でお腹の皮膚を切ったり。
そのままにしておくわけにはいかないので、糸を使って患部を閉じる必要があります。
左手にピンセット(鑷子)、右手に針を持つためだけの道具(持針器)を持って、すでに針と糸が一緒になっているやつ(針付縫合糸)で患部を縫います。

針にも糸にも鑷子にも持針器にもいろいろな種類がありますが、私はこんなのをよく使っています。
縫合することはとても多いので、いま入院中の

明らかにこっちをにらみつけているカニクイザルのヤイも

至近距離でスイカを頬張るヤクシマザルのノンタンも

イモを頬張りながらさらに両足でもイモを確保しているカニクイザルのニッシーも
どこかしら縫われたことがあります。
縫った後一番困るのが、患部をさわってしまうこと。
かゆいのか、痛いのか、しつこく触って傷を悪化させることがあります。
手先が器用なサルは自分で糸を取っちゃったりもします。
取られないように、触られないように、もっと工夫すればよかったと後悔しても時すでに遅し…。
時には縫い直しになることも…。
だから、傷を触っている個体を見つけたら「触っちゃダメ!」って言うようにしています。
ヒトの言葉しかしゃべれないけど。