マダガスカル担当:坂口
Waoランドminiは、お年寄りのワオキツネザルが多く居ます。寒さを凌ぐためエアコンやストーブを設置しています。
写真はストーブにあたる2頭のワオキツネザルです。そこへ、一番お爺さんのテツさんがやって来ました。
一番い居場所に陣取りました。体の大きさを比べてもらうと分かると思います。テツお爺さん、小さいでしょ?でも、堂々とストーブの特等席を確保します。カッコいいですね。年齢は不明です。イギリスから日本モンキーセンターに来て25年経っています。少なくとも25歳以上の年齢ということになります。ワオキツネザルの寿命は25年と言われています。人間に換算すると…、かなりのお年寄りになると思います。
テツさんは凄い元気です。固いものは苦手ですが食欲もあります。でも、足腰に年齢による衰えも出てきています。今は2日に1度コンドロイチンを投薬しています。野生下では淘汰される個体なのかも知れません。動物園では1頭1頭少しでも長生きして貰えるように取り組んでいます。