割と恥ずかしい思いをさせてしまう結果に

バックヤード担当:鏡味

 

クロシロエリマキキツネザル。

 

かわいいですよね。
白と黒のコントラストが美しいですね。

ほら、白い「襟巻き」が素敵。
黒い「尻尾」が素敵。

背中は白で、、、あれ?白だっけ?
足は、、、黒?白?

どっちだ~~~~!?

キツネザルが好きな方でも、なかなか思い出せないかもしれないけれど、
ここは日本モンキーセンター。

飼育員のみんなは、こんなことで悩まないはず!

 

ということで、今回は3人の飼育員にお願いして、鏡味が(ビジターセンターの彩ちゃんの力を借りて)用意した下の「マッシロキツネザル」の絵に、黒い部分を塗ってもらって、クロシロエリマキキツネザルにしてもらいました!

↑マッシロキツネザル(架空)

 

↑正解例がこちら。地域差や個体差はありますが、おおむね襟巻きは白、顔は黒、尻尾も黒。体や足はザックリ言うと首回りとお腹側が黒く、背中側が白い。足首より先は黒。

 

 

□根本画伯の場合

 

過去にはマダガスカル館を担当し、クロシロエリマキキツネザルの人工哺育の経験がある根本。今は南米館の担当となっているが、その記憶は果たして?

結果はこちら!

なんか、すっげ~黒い!
襟巻きが白いのがせめてもの救いです。

「あ~、背中ってどうだったっけなぁ。」
って悩んでいたけど、すでに黒く塗ったところもホントはほとんど白ですよ!

「やり直したい!やり直したい!」って何度も言っていました。

 

 

□将也画伯の場合

 

テナガザルとヤクニホンザルにすべてを捧げる男。キツネザルとの関わりは深くないが、果たして。

結果はこちら!

やばい、鼻が白い!
これはこれでちょっとカワイイ!

手足の先が白い!
シロテテナガザルの見過ぎでしょうか。

「わかんねぇ、わっかんねぇコレ」を連発していました。

 

 

□ちぐさ画伯の場合

 

出ました!本命。マダガスカル担当、ちぐさ。
「コレ、やだわ~。」と言いながら塗り始めましたが、果たして結果は?

こちら!

お~、流石ですね!
真っ先に顔と手足の先と尻尾を黒く塗ってくれました。

体を塗るときに「う~ん、どうだったかなぁ」と悩んでましたが、
もう少し後ろ足の内側に黒い部分があれば完璧でしょうか。

 





 

はい。

 

描いてもらっているときは、笑ってはしゃぎましたが、

みんな、もっと観察しましょう。