コロンビア出張 その6 ~とは言っても、活動はあと2つ~

アフリカセンター担当:藤森

さて、サン・マルティンでの活動を終えた我々は再びボゴタに戻り、次は飛行機でコロンビア第3の都市・カリに移動!の予定だったんですが、飛行機の出発時間までゆとりがあったので、ボゴタ市内の動物園に行ってきました。

今回は都心から車で1時間半くらい走ったところにあるZoologico Santacruz(サンタクルズ動物園)に行きました。
都心から離れ、だいぶ田舎な雰囲気。この先のさらに民家がなくなったあたりにありました。

入口はこんな感じ。かなり田舎・平日・雨という三拍子がそろっていたためか、開園時間から2時間半ほど経ってから行ったのに私たちが最初の来園者のようでした。

園路はこんな感じで南米感があふれています。いや~、年中あたたかい国はいいな~としみじみ思いました。

小さめの動物園でしたが、サルは比較的広めのスペースをもらっていました。
こちらはフサオマキザルの運動場。ロープや遊具が設置されていました。

こちらはコロンビアクロクモザルの運動場に設置されていた謎の物体。麻の生地でできているようでしたが、しっかりしていてクモザルが雨宿りに入っても形が維持されていました。どんなつくりなんだろう?

それから、サキとカザリティティが一緒に暮らしたりもしていました。左がティティで右がサキです。いかんせん雨だったので、思うように動物たちの写真が撮れず・・・

他の動物の展示場にも寝棚がつけられていたり、フィーダーが入れられたりと、小さいながらも工夫されていました。
それから、ゴミの分別が促されたり、

自然保護を訴える展示もありました。

ここで最初の写真を見ていただきたいのですが、川の異変に気づかれましたか?
川が白く写っているのですが、実はこれ白く反射しているわけではなく、表面を泡が覆っているんです。生活排水等が流れ込んでいるのでしょう、白い泡の下の水も茶色く濁っていました。
少し前の日本もこんな感じだったのかな、と考えつつ、動物園のこうした展示が少しでも環境改善につながることを願います。

ちょっと固くなってしまったので、最後にかろうじて撮れた動物の写真を!

カニクイアライグマです。初めて見ました。なんとも言えない顔がかわいらしかったです!
世の中、知らない動物がまだまだいるんだな~と改めて思いながら帰ろう~

と思ったら、なんとゲートが閉まっていました!閉園時間まであと4時間近くあったのに・・・。
「雨だし、お客さんいないし、閉めちゃお☆」というノリだったのでしょうか・・・。
周りに人気もなく、助けを呼べる状況でもなかったので、しかたなく自分たちで勝手に開けて出てきました。
いや~、コロンビアタイム恐るべし・・・