アフリカセンター担当:藤森
さてさて、Zoologico Santacruzから戻り、無事ボゴタからカリに移動した我々は、今回のお目当てのZoologico de Cali(カリ動物園)に行ってきました!
ゲートをくぐると、ウェルカム・フラミンゴがおでむかえ。数あるウェルカム・フラミンゴのなかでも、群を抜いて華やかです。
そして、フラミンゴたちがいる島には、なんとワタボウシパンシェもいました!意外な組み合わせ。
園路はこんなかんじ。あたたかい国って本当にいいなーー!!
はい、こちらはすでにおなじみ、コロンビアクロクモザルの運動場。立体的につくられています。
ここもクモザルたちが、わらわらといました。若い個体も多かったので、常に遊んでいて楽し気でした。
他にもウーリーモンキーやオマキザル、リスザルの展示場もあったのですが、各エリアにはサルの紹介だけでなく、環境教育の展示もちゃんとありました。
これはコロンビアの森林を表しています。右側のレバーが「Hace 3 siglos (3世紀前)」になっています。このレバーを手前の「Hoy(今)」の方に引くと、
こんなに森林が減っている!ということが一目でわかります。他のところも、つい触りたくなる、かつ分かりやすい展示で自然保護がうったえられていました。
この動物園は大きな動物園だったので、他にも珍しい動物がたくさんいましたよ!
上からヤマバク、カッショクペリカン、オオカワウソです。
さてさて、ここまで見るとなんだかただ動物園を楽しみにきているように思われてしまうかもしれませんが、ちゃんと勉強してきましたよ!
海外の多くの動物園には環境エンリッチメントを専門にする部署がちゃんとあるのですが、今回は幸いなことに、この動物園でエンリッチメントのコーディネーターをしている方とお話しする機会に恵まれました!!
エンリッチメントの進め方を教えてもらったり、トレーニング風景を見せていただいたりしました!
コーディネーターと飼育員が協力してエンリッチメントに取り組んでいるそうで、実際に彼らのやり取りを見ていても、互いに信頼関係があるように感じました。
日本にはないシステムなので、非常に勉強になりました!
実施例も実際に見せていただけたので、日本に持ちかえり、現場での作業に活かしたいと思います!
そして、これにてコロンビア出張も終了!
直前まで不安でいっぱいだったこの出張でしたが、こちらで出会った人たちのやさしさに触れ、野生から飼育下のことまで、さまざまなことを学ぶことができました!
ありがとう、コロンビア! バイバイ、コロンビア!帰国してもがんばるぞーー!!
(出張はこれでおしまいですが、帰国後に番外編もちょこちょこアップしたいと思います♪そちらはもっとラフに、コロンビアの文化とか地元の動物とかをあげる予定です♪)