亜細亜館高校 副監督: 舟橋
第1回日本モンキーセンター飼育施設対抗なんでもアピール選手権大会(通称:甲子猿)の発表がありました。
↓甲子猿予告動画
どの施設から どの個体がエントリーするのかは、飼育員同士でも予想するしかないので、探り探りの日々を過ごしております。
アジア館は、どの個体も個性的なので、星野監督は誰を選抜するんでしょうかね〜。以前の記事を参考にして予想していただくと面白いかもしれません。
さて、本題です。
飼育員には、特定の個体を狙って餌をあげなければならない時があります。
今回の個体は
チベットモンキー サクラ♀
以前、飼育の部屋でお話しした通り、サクラは今年31歳の高齢個体。動きも早くないので、美味しい餌をなかなか食べられません。なのでメロンをあげたいと思います。
しかし そこには大きな障壁が立ち塞がります。
ご存知(?) ザルバ♂
近寄れば 「吾輩の」とでも言わんばかりに全部の餌を持っていってしまいます。
しかも恐ろしいことに 誰もザルバの頬袋がパンパンになっている所を見たことはありません。
まるで底無しです。
しかし、ザルバは他個体の持っている餌には絶対に手を出さないという紳士的ポイントがあります。
つまり、サクラに持たせさえすれば舟橋の勝ち。
さて 結果は…
、
舟橋の勝ち。
ザルバの動きを読み切ったんですね。
いやー大変だった。
まぁ…
こういう事なんですが