けっして虐めているわけではありません。

北園担当:石田

今日の記事も一切サルは出てきません。

先日もお知らせした通り

現在KIDSZOO内のクスの木にツリーハウスを建設中です。

設計から施工まで全て飼育員がやってます。

 

いま、やっと2/5ぐらい進んだかなって感じです。

 

生きている木を土台にしているので、思い通りに進まない部分もあり、毎日試行錯誤しております。

 

 

このヘンテコな形のゴツいボルト。

わざわざ海外から輸入しました。

これはツリーハウスを支えるために作られた専用のボルトです。

 

これを

木に直接穴をあけて

打ち込みます!!

『木が可哀想。』

と思われるかもしれませんが、実はこれが1番木に負担が少ないんです。

木は形成層(いわゆる木の皮の部分)を通って、栄養分を全体に回しています。

以前は、木を木材で挟んでツリーハウスを支える工法(サンドイッチ工法)が主流でしたが、これでは木を締め付ける事になるので、負担が大きいんです。

ずっと首を絞められているみたいなもんですね。

 

なので、ひとおもいに穴を開けた方が木にとっては負担が少ないんです。

 

 

この打ち込んだボルトにアタッチメントを取り付けて木材を組んでいきます。

こんな感じですね。

 

このボルトを打ち込む作業が、かなり大変です。

 

また機会があれば、みなさんツリーハウス製作現場を見にきてくださいね。

 

※注

石田は飼育員です。