アフリカセンター担当:藤森
タケノコの旬が去り始め、タケノコが竹になってくるこの季節。
タケノコってすごい勢いでみょんみょん伸びるんですよね~
竹になればご飯も炊けるし、動物たちのおもちゃや遊び場にもなるので、大事な資源なのですが、
場所によっては電線に引っかかったりするので厄介なんです・・・
そのため、若いときに間引けるものは間引いちゃいます!
で、そうして間引いた竹のようなタケノコを、試しにマンドリルにプレゼント。
デカタケを抱えるキンシャサ。
食事のときや何か特別なものを持っているとき、
アルファ♂のキンシャサに下手に近づくと怒られてしまう可能性があるので、
他の個体は基本的に遠巻きに見ているのですが、
このときは、みんな近い近い!
「ソレハ、ナンデスカ?」と恐怖以上の好奇心で食い入るように見つめます。
キンシャサもこの「妙なもの」を調べるのに集中して全然怒りませんでした。
確かに今まで意外とあげたことがなかったけど、そこまで?
ちなみにこのタケノコ、タケノコというよりほぼ竹なので(たぶん)そんなにおいしくはなく、
実際キンシャサも「なんか違うな~」というかんじで、ひたすら皮を剥いていました。
でも、何かあるかもしれないという期待からなのか、
それともみんなからの熱い視線による優越感からなのか、
長いこと諦めずにタケノコ調査をしていました。
最終的にキンシャサは諦め、他の個体がちぎって破いて食べて引きずって、
夕方には粉々になっていました~