季節はずれの向日葵

アフリカセンター担当:廣澤

 

冬がはじまろうとしていますが、マンドリルのキンシャサに大きな黄色いお花をプレゼント。

ナンダコレ的な?

 

この花、Waoランドmini横で夏の終わりごろから咲いていたヒマワリです。

秋のあいだに栄養をたっぷりためこんで、真っ黒な種をぎっしり実らせていました。

こんな。黄色い花びらはカラッカラになっていましたが、マンドリルたちはこの下の黒い種を喜んで食べるはずと思っていましたが・・・。

 

キンシャサがそっとひとつまみしたのは、

 

ん?

 

干からびた花びら!

 

食べてみる。

 

もう一度じっくり見て・・・

 

ポトリ。

 

食べもの認定されず、地面に置いちゃいましたー。

ヒマワリ丸ごとだと、食べものだとわかんなかったようすのキンシャサでした。

ヒマワリの種じたいは、食べたことあるんだけどな。

しましま柄で、一粒一粒パラパラしている状態でしか見たことなかったかな。

 

 

な~んだ残念!と思ったそのとき

 

 

 

さっとヒマワリを奪って、逃げ去っていく小さな体。

デラです。高い場所へ行き、ひとりでもくもくと食べておりました。

1000粒くらい、ひとりで食べちゃったかな。

 

気を取り直して・・・

小さ目のヒマワリを渡すと、一応受け取って握りしめるキンシャサ。

 

でもどうしたものか。

ポリポリ。

 

もう一度、ちょっと食べてみる。

 

最後はこの顔をして、またヒマワリを置きました。

今度はデコさんが持って行きましたとさ。

 

つづく。