アジア館担当: 舟橋
家では灯油ストーブとか使わないので、達磨ストーブに給油をしながら、ふと思います。「あ、灯油の匂いって好きだわ」って
アジア館ではいま、サルの寝室のある管理用の通路側でサルのために夕方から朝にかけてストーブを焚いております。
モンキーバレイでは、『冬の風物詩 たき火にあたるサル』もありますので、火を見るのも慣れているんでしょうかね。
ヤクニホンザルは夕方になると寝室の小窓に集まって、顔を覗かせてくるようになりました。
舟橋も、朝と夕方の外流しの後にとても重宝しています。実はあれ地獄なんで。
その一方で、ストーブを動かすと、動かす度に外から顔を覗かせて怒ってくるサルがいます。
そうです、それが、
チベットモンキーです。
(別にいつも怒ってるんですが)
初めは火が怖いのかと思ってたんですが、どうやら灯油の入ってるポリタンクが怖いようで、
ポリタンクからストーブに灯油を入れ替えてると、ザルバ様が甲高い声を上げて叫びます。
どうせ怖くて叫ぶくせに、怖々と上からポリタンクを覗き込もうとするザルバ様。
ドキドキしちゃうからやめて欲しい。
なんで覗き込もうとするのか意味が分からないし、そもそも、何故ポリタンクが怖いのか意味が分かりません。
ポリタンクの中に仕舞われるとでも思ってるんでしょうか?
いやいや、無理だろ。
ストーブが安定するまでは、寝室に出たり入ったり出たり入ったり、ソワソワウロウロしているんですが、
1人で寝室に入る勇気が無い小心者なので、こうやってミート♀やアルカ♀などのシスターズを引き連れて、一緒に覗き込んできます。
頭の大きさが2倍くらいありますね。
しばらく時間を要しますが、
しばらくソワソワウロウロしてから、小窓からストーブを確認して、問題ないやと気がついて気分が落ち着くと
やっと、この通り、左手をこの位置に固定して座ります。
車の助手席に座ったときの自分を見ているようですね。
そんな今日のザルバ様。