アフリカ館担当:辻内
アフリカ館のサルたちは夜間、屋内で過ごしています。
なので、夕方は屋内と屋外をつなぐシュートを開けて、彼らに入室してもらいます。
だいたいのサルたちはシュートを開けるとすぐに入室してくれるのですが、(マントヒヒたちはいつも己の力でシュートをこじ開けんばかりになだれ込んできます。)アビシニアコロブスたちにはいつも手を焼かされます。
まだ外にいるー!と主張して帰ってこないのは、だいたいお転婆娘のイロハ、レナです。
しかも、全頭入るまでシュートを開けておくと、入室して、室内に用意したご飯を持って、ダッシュで外へ出て行く始末。
こうなると外でお弁当を楽しみだして、なかなか入ってこない。
ぐぬぬ、、、
ということになります。
先日も1頭入室拒否。
またお転婆娘たちにお弁当を持って出ていかれると困るので、一旦シュートを閉め、
外に出て様子を見ると、
珍しくイエロー♀が入室拒否でした。
頑なに帰ってこなかった割には、シュートの前を陣取ってる。
その後も
人用扉を見つめ
小窓から中のみんなを見てる。
頑なに入ってこなかったのに、とても入りたそう。
この後もう一度シュートを開けると素直に帰ってきました。
いつもと変わらず、みんなで葉っぱをシェアしておりました。
入室拒否の理由はなんだったんでしょうか。
イエローはあまり自分の思いを表に出さないタイプ?ですが、なんか嫌なことがあったのかな?
それとも大人になってもたまには反抗したいってやつだった?
真相はイエローのみぞ知る。