くすぐったないの?

アフリカセンター&マダガスカル担当:奥村

 

デイがキンシャサに毛づくろいを・・・

 

 

 

毛づくろいは体を清潔に保つこと以外にも

個体同士の関係性を知ることができたりと、わりと重要な行動だと、私は思っています。

 

 

今日も黄色のあご髭が決まっているキンシャサ

 

 

 

勝手に黄色髭男子と命名しました。

 

(マンドリルの毛の色で生まれた時から変わらないのはあご髭くらいなのですが・・・)

 

 

さてさてデイがキンシャサに近づくと、キンシャサはニィっとあいさつ。

 

 

 

 

デイはお尻を向けて、あいさつ。

 

 

 

 

「毛づくろいして欲しいなぁ」

「今から毛づくろいしますからね」

 

 

的なやりとりだったのでしょうか。

 

 

 

そうとなっては最中ピクリとも動かないキンシャサ

毛づくろい中に耳元でリップスマックされても、表情1つ変えないと決めたようで。

 

 

 

 

自分だったら絶対くすぐったいけどなぁと思いながら見てました。

 

 

 

実際どうなのか、本当のところはわかりませんが、

 

毛づくろいされている側はわりと気持ちの良さそうな

表情をしているように見えるので

 

もし、くすぐったくても心地良さが勝るのかもしれません。

 

 

 

その後、ご機嫌な様子のキンシャサは

短い尾っぽをフルフルとふりながらサヤコへ毛づくろいを始めました。

 

 

 

サヤコは別のところをしきりに手でつまみ

 

そこが気になる様子でしたが、

 

 

 

 

 

キンシャサはどしっと座り、我が「毛づくろい道」に集中。

 

 

 

 

 

最終的にはサヤコもあきらためたのか

 

 

 

 

流し目を送りながらキンシャサからの毛づくろいを受けておりました。

 

 

 

 

季節柄、穏やかな気候の時は毛づくろいの頻度も高いように感じます。

 

運が良ければ毛づくろいの始まりと終わりに遭遇できるかもしれません。

 

ご来園の際は、是非じっくりと観察してみてはいかがでしょうか。