アフリカセンター担当:廣澤
さてさて、夜行性動物専の赤いライトを導入したものの、まだ飼育の部屋で紹介できていなかった動物がいました。
ちまたはヨザル推しらしいのですが、本日はショウガラゴを。

大きな耳とふっさふさの尾が特徴の、体重だいたい卵3個分の小さなサルです。
モンキーセンターで飼育しているのは、チャーリーという名の7才のオス。
朝いちばん、スタッフは夜行性動物の部屋の掃除をするのですが、明るいこの時間帯は、チャーリーはまだ巣箱のなかで寝ています。
真四角の巣箱の角に頭を向け、きもち顎を上にあげて。カドッコにすっぽりと埋まるように寝ています。2つある巣箱を、その日その日で使い分けているようですが、いつも角にいます。
隣部屋のポトたちは、掃除をしていると、のそのそ起き出してくるのに対して、
ショウガラゴのチャーリーは微動だにしません。
本当に寝ているのか、気づいていても周囲が明るいから動かないのか。
そんなチャーリー、すごい跳躍力をもつ脚をもっています。
目で動きを追うのもなかなか難しいのですが、写真撮影の難易度高めです。
そのすばしっこさが発揮されるのが、コオロギを食べるときです。
オヤツとして、コオロギを定期的に与えているのですが、
狙いを定めてひとっとび。(いうほどの距離でもないですが)そしてパクリです。
もちろん、コオロギに逃げられることもありますが、コオロギに負けない脚力で仕留めています。
このときのチャーリーは、真剣そのもの。必見ですよ~。