【BY通信】おひさまエリアへの道のり⑥~ぶら下がるドント~

バックヤード担当:奥村

先日Twitterにてご報告させて頂きました、ボウシテナガザルのドントさん。

クラウドファンディング「バックヤード改善計画」より新設した「おひさまエリア」の利用者第1号となりました!

ご支猿の輪に、心より感謝申し上げます。

初の放飼をおこなった、当日は曇り空ではありましたが時折陽が差し、穏やか風が吹いておりました。

心は澄んだ秋空のように晴れやかだった奥村です。

2年ほどの歳月を経て、今に至るわけなのですが、これまでの経緯を少しまとめさせて頂きます。

そもそも「◇バックヤードってどんなところ? やクラウドファンディング及び施設工事の経過などについてはこちらから↓

◇飼育の部屋(スタッフブログ)◇

従来の施設からおひさまエリアへの移動に関係する投稿(サロンメンバー限定記事)はこちらから↓
◇オンラインサロン【猿分補給】◇(サロンメンバー限定サイト

ボウシテナガザルのドントさんは、おひさまエリアを利用するまで、通路にて移動のトレーニングをおこなってきました。

そのかいもあって、通路移動はお手のもの。

こちらの動画は通路移動から初放飼の様子です↓

おひさまエリアは壁面と天井で違った規格の格子を使用しており、天井はぶら下がりやすい間隔や形状になっております。

こだわりポイントの1つでもあり、これは屋内の多目的ルームでも同じ仕様です。はい。どうしても言いたくなってしまいました。お許しください。

ドントさんからしても、初めて利用するエリアであったと思いますが、「はいはい、この感じね」って具合におなじみの感覚だったのでは、、、

少し緊張している様子もありましたが、お手製の止まり木のうえであたりをゆっくりと見回したり。

全身だらーんと伸ばしてみたり。

そして、こちらもおなじみ?従来の施設から同室していた樹種を手に取ったり。

夏の間に育ててはいない植物たちもメンバーに加わり、より賑やかになったのですが、、、

それはさておき、初めての放飼はドントさんにあまり負担をかけないようにと短時間ではありましたが、無事におこなうことができました。

帰って来ないか、ちょっと心配していたのですが、藤森さんの「ドンちゃんおいで〜」で移動通路に戻ってきてくれたドントさん。

移動通路は他にも便利な使い方がありまして

わりと高めに設置させれているので、伸びちゃった足の爪なんかも切りやすかったり。

おひさまエリアから帰ってきたドントさんの足の爪切りをする藤森さん

今後も気候の良い時に少しずつ、おひさまエリアに慣れていってもらい、外の空気を堪能してもらいたいなぁと思います。

そして、お次はシロテテナガザルのイレブン!

あなたの番です。

と言いいたいところなのですが、まだ時間がかかりそうです。

環境の変化にゆっくりと慣れてもらい、一緒におひさまエリアへの道のりを、少しずつ歩んでいければと思います。


※本記事は、『【猿分補給】日本モンキーセンターとつながるオンラインサロン』にて、10月11日に一般公開された記事を一部変更を加えて転載したものです。オンラインサロンでは、この他にもサロンメンバー向けの記事を投稿しております。

気になった方は、ぜひ【猿分補給】も覗いてみてください↓

https://community.camp-fire.jp/projects/view/373624