ヒヒの城担当:荒木
本日は冬至!モンキーバレイにてたき火が始まりました!
昨日、一昨日と準備や取材のため、たき火をおこなっていたんですが、本番は今日から!ということで、写真をいっぱい撮ってきました。

その前にたき火の歴史についてご紹介します。
たき火はモンキーセンターでは冬の風物詩になっていますが、歴史は長く、60年以上前に遡ります。
日本モンキーセンターの前身であった野猿公苑は木曾川沿いにあり、ヤクシマザルたちを放し飼いにしていました。
1959年の秋に伊勢湾台風が東海地方に甚大な被害をもたらし、多くの家屋の倒壊や倒木など発生し、木曾川の上流から木材などが野猿公苑に流れ着きました。
その冬、厳しい寒さをしのぐため、そして木材の有効活用方法として当時の飼育員がたき火を始めたたのがモンキーセンターのたき火の始まりです。
開始当時はサツマイモをいれていなかったと聞いていますが、いつの間にか、たき火でサツマイモを焼くようになり、 サルたちもたき火で暖をとるようになりました。その後モンキーセンターが設立され、ヤクシマザルたちが野猿公苑から現在のモンキーバレイへと場所が移ってもたき火は引き続きおこなわれ、今でも続いています。
そして長い歴史によって、たき火の取材に多く来ていただけています!
昨日東海地方を中心としたメディアの方々に取り上げていただきました。
お待たせしました。早速たき火の様子をお伝えしていきます!

右半身を温めるリカオン。

ひっくり返るとたき火序盤なのにすでに右半身はチリチリになってました。

和んでいたはずなのにカメラを向けたら突然の威嚇。凛々しい顔のヒョウガ

温まるノイズとノギハラ

見たことあるけど名前が出て来ない、いい顔の若オス。
たき火以外にも身を寄せ合って温まる「サル団子」も

ヒマカを中心とした団子や

ウグイスが中心のものもありました。
久しぶりに顔を見る面々も

ノンタンは相変わらずでした。

ノマウマは毛の生え変わりなのかおでこが△になってました。

久しぶりに沼コンビのタマリンとウコンです。

タマリンは何故かセンター分けになってました。
さてそんなこんなしていたら焼き芋が出来上がったようです。


ノイズはアツアツの焼き芋をちょっと食べては、手が熱いのか、こすりながら苦労して食べていました。
この焼き芋の熱さは人だと口の中にも入れられないくらい熱いです。


ウグイスも大きめのサイズをゲットできたようで、堪能中です。

ヒマワリは口にいれた焼き芋が熱すぎたようで

戻していました(笑)

ピヨンは自分の分を食べ終えたら、他の個体から奪い、

強者の楽しみ「おかわり」でした。
最後に

オシャレなアクセサリーをつけたウガンダです!
これから益々寒さが厳しくなってきますので、ゆず湯に入って乗り越えましょう!