アフリカセンター担当:奥村
本年も大変お世話になりました。
日本モンキーセンターオンラインサロン【猿分補給】サロン管理者の奥村です。
2021年3月6日(サルの日)より始まった【猿分補給】。今年もまもなく終わろうとしておりますが、多くの方にサロンメンバーに加わっていただきました。ありがとうございます。
気づけばもう、たき火の季節。
モンキーセンター、冬の風物詩となっております。

とってもあたたかそうに見えますね。
たき火当番に行くときは、必ずといっていいほど、「ヒョウガ」という超絶男前(私信)なヤクシマザルをみつけることにしてるのですが

いたいた。
右手に一部、赤茶色の毛が生えてるのも特徴ですね。
「日本モンキーセンターオリジナル手袋・アカテタマリン」をずいぶんと前から先取りしてたみたいです。

ヒョウガくらいベテランになると、かなり遠くでも気持ちよさそうにたき火にあたってるふうな姿を再現出来ますね。
さてさて
落花生を実らせたい!完結編
サロン開設当初から今回で9回目となるシリーズです。
ニシゴリラのタロウさんがくらす運動場に畑を耕し、落花生を栽培してきました。
ビビりなタロウさんが嫌になっちゃわないように、おそるおそる耕運機を始動したり。ええ土を作るため土壌改良したり。ようやく芽を出したと思って大切に育てていた落花生が実はオオバコだったり。色々なことがありましたがなんとか無事に、、、

良い枯れ具合
からの

よいしょーっ!
落花生実りました!!!
飼育現場で毎日のように目にする落花生がこんなにも愛おしく見えるなんて、、、
さっそくタロウさんにお届けすることに。
枯葉もってきたん?て怒られないように、
とりあえず生タイプとゆでタイプを用意してみました。
生タイプは調べると「カビ毒」とか危険なワードも出てきますが、栽培条件からみても今回は問題なさそうです。
念のため土を洗い流し、陰干しをして。
まずは枝葉つきの落花生(生タイプ)から
動画をご覧ください。
最初少し戸惑ってるような感じもありましたが、落花生と認識してくれたみたいで、ポリポリと。一粒ずつちぎって時間をかけながら召し上がってくれました。
そして、ゆでタイプ
こちらも動画です。
咀嚼のね、速度が違いました、、、
落花生は「ゆで」の方がお好みの様子です。生に比べて甘みも栄養価もぐんと上がるようなので。
今回はこちらで収穫しちゃいましたが、これでタロウさんが葉っぱを覚えてくれたら、もしかしたら次は自分で引っこ抜いてくれるかもしれませんね。
何にせよ、いつもとちょっと違った草が生えてきたり。同じものでも変わった状態で現れたり。なによりも、採れたてをお届けできて良かったなぁと思います。
これにて、本シリーズは完結とさせて頂きます。サトウキビもさすがにそろそろ全部刈り取らないとなぁ。次は何を栽培しようかなぁ。来年もなにかしら挑戦してみたいです。
最後となりますが。
モンキーセンターでくらす動物たちと、スタッフと、支えてくださる皆さまと、それぞれの日常がこれからも繋がっていけると良いなと。
来年もまた猿分補給でも、お会いできるのを楽しみにしてます。良いお年を。
※本記事は、『【猿分補給】日本モンキーセンターとつながるオンラインサロン』にて、12月31日に一般公開された記事を一部変更を加えて転載したものです。オンラインサロンでは、この他にもサロンメンバー向けの記事を投稿しております。
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