モンキーバレイ担当:舟橋
今回はヤクシマザルのヒョウガについてお知らせさせていただきます。
よろしくお願いいたします。

2/25にヤクシマザルのヒョウガが亡くなりました。
当日前日ともちょうど公休日で2日間ほど休みだったため、状態ははっきりと分かりませんでしたが、翌日の検査の結果、感染症であったり寄生虫症であったりではなく、脾臓腫瘍による慢性的な腹膜炎が原因ではないかとのことでした。
昨年のたき火のシーズンに少し体調を崩したかなと感じたくらいで、それ以外は年相応に腰が曲がっているけれど、とても元気なイメージがあり、
個体情報においても出生以外の情報が一切なかったのですが、背筋を伸ばすとお腹に大きなしこりがあり、お腹を見たら拳2つ分くらいのとても大きな腫瘍がありました。
思い返せば、ウグイスが1パック平気で完食するようなイチゴを、半分くらいで残していたなと思います。
体重としては腫瘍を除いてもタイマツより少し軽いくらいなので、そこまで痩せてはいませんでしたが、慢性的にお腹が痛くなっていて、腰を曲げていたのかもしれません。
最後は群れの中で亡くなりました。この1年間でモンキーバレイの中でも本当に色々なことが起こりましたが、ウガンダと並んで、最後まで仲間想いの個体でした。どんどん仲間想いの個体が減っていて今後がとても不安です
献花台についてですが、他の個体は設置しないのに設置するのもどうかとも思いましたが、既に多くの花や果物をいただいておりますので、ギボンハウスの前の室内の休憩所に設置させていただきます。
※本記事は、『【猿分補給】日本モンキーセンターとつながるオンラインサロン』にて、2月27日に一般公開された記事を一部変更を加えて転載したものです。オンラインサロンでは、この他にもサロンメンバー向けの記事を投稿しております。
気になった方は、ぜひ【猿分補給】も覗いてみてください↓