今回は、バックヤードでくらすヤクシマザルのタイマツと新たな仲間たちとの同居のお話です。
「右手を痛めちゃったんですが、やっぱ行くなら整形とかですかね?」
「整形外科より接骨院が良い場合もあるよ、あそこの十字路のところオススメ」
「そうなんですね、ありがとうございます。行ってみようと思います。」
「あと、両方通院てなると保険が効かなくなっちゃう場合があるから気をつけて。」
「えぇっ、、、知らなかった。」
バックヤードの動物病院での獣医さんと奥村の会話です。
話の内容が大人になってきたなと感じる奥村です。こんにちは。
先日、事務所にある私のキャビネットに紙袋が置かれていました。
そこには「奥村さんへ」という紙が添えられており、なかには湿布やテーピングなどなどたくさん入っておりました。
大切に使わせていただいております。ありがとうございます。
オススメ接骨院にも行き、テレキャスを持ったらTMGEのカッティングもこれまで通り弾けるくらい右手が回復してきております。
さてさて、件のタイマツの同居についてなのですが

以前こちら【BY通信】タイマツの同居でご紹介せていただいたとおり
冬の間バックヤードで過ごすこととなったメスのチャという個体と同居ができるようになっておりました。
クリスプとチャの見合いはまだ実現できておりませんが、最近のチャの様子をみていると案外わたりあえる気もしております。

そして、チャに加え同じくメスのチモシーという個体との同居ができるようになり、おひさまエリアを利用している様子をご紹介しました。
以前の記事はこちら【BY通信】タイマツの同居②
タイマツとチャとチモシーの3ショットは結局撮影には及ばす、、、

目標体重に達し、冬の群れ復帰歴もあったため、チモシーは一足先にモンキーバレイに戻り、現在もそこで過ごしております。
昨年末、モンキーバレイからバックヤードへ

メスのタップ(21歳)と

オスのセミ(29歳)という個体が移動し、冬の間はタイマツとチャがくらす部屋で過ごすこととなりました。
セミは高齢ということもあり、これ以上腰が曲がってしまわないように、ある程度運動できるような環境で過ごしてもらいたいと思っています。

2ヶ月ほど前までは、もう少ししゃんと背筋が伸びておりましたが、だいぶ腰が曲がってきた印象を受けます。
タイマツとの同居は、先に来たタップからおこないました。
タ系なので、そんなに心配はしていませんでしたが、タイマツと格子越しのお見合いをして、同居。
タイマツとチャの同居の際と同様の手順で実施しました。
チャが「キャッ」と声をあげていたのに比べ、タップは節目がちで完全に気配を消すといった反応で、タイマツも特に攻撃的な様子もありませんでした。
透明人間作戦だったかもしれませんが、内心「タイマツ来たー!!」とドキドキしているようにも見えました。
タイマツとタップの2頭でしばらく様子をみた後、チャもなんなく合流。
チモシーほどではないですが、チャからタップへのグルーミングも確認できました。
セミの場合はタイマツとの同居の際、「ヒャッ」と声をあげておりましたが、タイマツに背を向け、タイマツがセミの尻を確認して、あいさつ完了といった感じで、こちらも問題なく。
その後タイマツからセミへのグルーミングも確認され、現在は4頭で終日過ごしております。
最後に、先日モンキーバレイのたき火にてポップコーンパーティーをおこなったのですが
※職員の声がポップコーンより弾けていたため音声はOFFにしております。
そこでこさえたポップコーンをタイマツたちにもお届けしました。
ご寄附いただきありがとうございます。
ただ、ものすごい速さで頬袋へと吸い込まれていったため、なかなか動画でとらえることが難しく、、、
おわかりいただけでしょうか、、、
別の動画でもう一度!
はい、、、途中から火中天津甘栗拳がよぎって参りましたが
タイマツたちにも無事に届けることができました!
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※オンライサロン『猿分補給』では、モンキーセンターの飼育員たちから、毎日いろいろな記事をメンバーの皆さまにお届けしています。
気になった方はぜひ覗いてみてください。
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