こんにちは!ヒヒの城担当の川原です。12月も残すところあと半月程になりましたね。昨年は確かクリスマス頃に犬山で積雪が観られたかと思います。個人的に犬山は、夏は地獄ですが冬は天国とまでは言わないものの地元の北海道よりかは過ごしやすいかと思います。
さて、今回はヒヒの城の新しい看板についてお話していきたいと思います。一体なんの看板を作製するのかと言いますと、『アヌビスヒヒの誕生日個体紹介看板』を作りたいと思っています!
日本モンキーセンターの飼育の部屋ブログを観てくださっている方はご存知かと思いますが、ヒヒの城では毎月ありがたいことに誕生日のお祝いにご寄附の食べ物と誕生日カードを常連の方から頂いています。頂いたご寄附で誕生日のプレートを作製し、誕生日を迎えるアヌビスヒヒたちにプレゼントとしてお祝いをしています。
そこで、もっとアヌビスヒヒたちの誕生日をアピールした紹介看板を作ることで、来園者の皆様にどこかホッコリするような温かい歓迎ができるといいなという目的の元、現在作製中です。予定では、区切りよく来年1月から設置予定で1月の誕生日個体から始めようかと考えています。内容は、これとは別にあるアヌビスヒヒの全個体紹介看板よりも少し詳しく特徴紹介されたものにしたいと思っています。そして看板紹介には間に合わない12月生まれの誕生日を迎えたアヌビスヒヒの紹介を今回していきたいと思います!まずは

ルー(2007/12/1生まれ)♂…いつも口が半開きで、下の歯が見えています。順位はオスの中だと真ん中か、ちょっと下くらいになるかなと思います。この個体と仲が良い、というのは思い当たりません。毛の色が他のヒヒよりも明るくやや黄色っぽいと思います。

キキ(2015/12/1生まれ)♀…可愛らしい顔立ちだなぁと個人的に思っています。が、なにか特徴的なところはというと思い当たりません(笑)。仲良い個体は同い年のダンゴです。ダンゴとはよく一緒にいる印象があり、キキがダンゴについていく感じでよく見かけます。

タズナ(2003/12/2生まれ)♂…こちらは何度かサロン記事でもお話したことのある個体です。特徴的なところが多いのでよく話の中でタズナが出るのですが、まずなんといってもこのタズナの大きなギョロッとした目、癖でよく舌をペロッと出す仕草、他のヒヒよりも黒っぽい毛をしています。放飼場に設置されている青いタルフィーダー(エサが出るオモチャ)がお気に入りでよく回しています。若いヒヒたちから慕われており、特にナイトとは親しい間柄に見えます。ケンカの際はだいたい仲裁役に回ることが多い頼もしいヒヒです。

ナイト(2015/12/3生まれ)♂…そしてこちらがナイトです。特徴は目の色が明るく、綺麗だなぁといつも思っています。タズナや最年少のスルメと仲良いイメージがあります。

ナビィ(2008/12/7生まれ)♀…ヒヒの城のアルファオス(順位1位)・ナンの妹で、ナンに溺愛されています。メスの中でもかなりオスからの好意が強いです。顔は面長で比較的静かな性格をしていると思います。

エコ(2007/12/9)♀…だいたい放飼場の入口扉付近でちょこんといつも座っており、首をよく前後に振る癖があります。尾は短く、クルンッと∩の形をしています。顔色はちょっと薄赤っぽいです。

ダンゴ(2015/12/9生まれ)♀…キキとニコイチで仲良しです。順位はメスの中だとかなり高めです。全体的に顔色や毛の色がグレーっぽい感じで体は丸々としています。祖母はタルトで、母がダイヤとタルトの家系ですが全然顔は似てないです。なんとなく目から下は母のダイヤに似ているようにも思います。
ということで以上、12月の誕生日を迎えたアヌビスヒヒをご紹介しました。新しい看板完成までしばらくお待ちください!
次回もお楽しみに〜