【AC日誌】どんぐりころころ

こんにちは、アフリカセンター担当の廣澤です。

朝晩と少し暑さが和らいできて、心地よい時間が増えてきました。

ただ、昼間はまだ35度に到達する犬山です。

バーバリーマカクたちは、トロ舟に張った水に手を浸して涼んでいます。

甲子猿でもご紹介したサモハンは、パシャパシャと波紋を作って。

ゆったりとしたサモハンの時間をお楽しみください。↓

バーバリーマカク サモハン

途中メスのツィーにオーという表情で軽く威嚇するサモハンですが、ここでもまったく気にもとめられず。

群れの中で順位の低いオスです。

まだまだ夏のような気温ですが、9月は毎年恒例のシイの実が落ちる季節でもあります。

秋が始まった気がしますね。

先日の笹ヶ峰調査に行ったJMCスタッフの報告でもありましたが、
この時期、野生ニホンザルはブナ科の植物の実をたくさん食べています。

モンキーセンターでもニホンザルをはじめとするマカクはもちろん、マンドリルやチンパンジー、ゴリラもよく食べます。

ということで、今年はじめてのシイの実をバーバリーマカクたちへ。

落ち着いてモグモグ食べていました。
これまでシイの実に目がないマンドリルが一生懸命頬袋に放り込むのをみてきたので、
バーバリーマカクたちの食べ方はなんだか落ち着いて拾って食べている印象でした。
そこまで嗜好性が高くないのかもしれません。
バーバリーマカクにももちろん頬袋があるので、最初にできるだけ集めて口のなかにキープするかなと思っていたのですが、意外とちまちまと拾ってはモグモグ、拾ってはモグモグ・・・というスタイルでした。

シバヤギのコンブや、ビーグル犬のホタテがいるくすのきの森の近くに
毎年たくさんの実をつけるシイノキがあります。

近くにどんぐりボックスを置きましたので、ご来猿の際には
ぜひどんぐり拾いをしてみてください!
※集まったどんぐりは飼育員が洗って、担当動物へ与えます。
動物の体調に合わせて与えていますので、
園内でひろったどんぐりを自分で動物へ与えないようにしてくださいね。
ご協力よろしくお願いいたします。