こんにちは!
モンキーバレイ担当の堀川です。
秋になるとモンキーバレイでは“恋の季節”が始まり、若いオス同士の順位争いが激しくなります。今回は、個人的に最近勢いのあるオスたちをご紹介いたします。
※この記事はどなたでもご覧いただけます。

ヒグラシ(9歳)
兄のヒクイドリと瓜二つです。顔の白い線はおそらくケンカでできた古傷だと思います。最近は、走り回っているのをよく見かけます。

頭の後ろの体毛が白いことが1番の特徴です。上からでも分かりやすいと思います。白い毛の面積が増えてきたような気がします。毛並や体毛の色は変わることがあるので、体毛で個体識別できる個体は限られてきます。彼は1年半くらいずっとこの色なのでしばらくは白いままでしょう。

タンゴ(8歳)
よく誰かに怒っている姿を見かけます。オスは10歳くらいまで顔つきや体つきが変化するといわれています。彼は、年々おでこの厚みが増しできる気がします。“タの家系”のオスは、おでこが腫れぼったくなる傾向があります。まだまだ彫りが深くなるかもしれません。

右後肢の膝から下の毛がなぜかツルツルでした。ブラジリアンワックスをした後みたいでした。肌の色が白いので最近ツルツルになったのかなと思います。私はすね毛が濃いので羨ましいです。

タケル(8歳)
今回紹介する3頭の中で最も勢いがあります。彼は特徴が少なく、顔を覚えるしかありません。同世代の若いオスやかつて順位の高かったオスに対して、よく威嚇しています。人に対しても攻撃的な視線を向けてきます。

尻尾を立てながら歩くことで、自分が強い個体であることを周りにアピールしていました。群れの中で高い地位を築くことができたからなのか、ただ調子に乗っているだけなのかはわかりませんが順位が高くなっていることは確かです。
次回もお楽しみにー!
-------------------------
※オンライサロン【猿分補給】では、モンキーセンターのスタッフたちから、毎日いろいろな記事をメンバーの皆さまにお届けしています。
気になった方はぜひ覗いてみてください。