皆さん、こんにちは、こんばんは!最近は、花粉症で鼻水、鼻詰まりのオンパレード!おかげさまで夜しか眠れていない江戸です。季節の変わり目でもあるので、皆さまも体調に気を付けてくださいね。
そんなこんなで、今回は、新人奮闘!第二弾ということで、ニホンザルの丘での取り組みをご紹介したいと思います。
※どなたでもご覧いただけます。
ご存知の方も多いかと思いますが、僕が担当させてもらっているニホンザルの丘は非展示エリアとなっており、普段はみなさんの目に触れることはありません。そんなニホンザルの丘には単管や台など行動できるところはありますが、青々とした樹木は生えていません。というのも、ニホンザルは雑食で木の葉や樹皮も食べます。限られた飼育スペースに樹木が生えていてもすぐに食い尽くされその樹木も死んでしまいます。さらに、ニホンザルは地上から樹上まで幅広い空間を利用します。ということで、ニホンザルの丘のサルたちにはもっと青々とした樹木をあげて食べることそして利用できる空間としても使ってもらおうと思い、日々たくさんの樹木を切ってはせっせと運んで取り付けています。

大きな樹木を入れる前のニホンザルの丘(樹木を入れても数日経つとこの状態)



樹木を入れた後はこんな感じです。「想像よりデカい木だな」って思われるとうれしいです。

地面に刺さっている木は、こんな感じで塩ビ管を地面に刺してその中に木を入れています。

メスのシンミという個体

右がメスのワン、左がオスのヨイチ
食べれるし登れる‼さらには、ぶら下がったり揺らしたり、折ったりちぎったりと野生でも行うであろう行動もすることができ、個体にとってはいいことのほうが多いであろうと信じています。
これからもサルたちにできることを探して奮闘していくので次回もお楽しみに!
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※オンライサロン『猿分補給』では、モンキーセンターのスタッフたちから、日々いろいろな記事をメンバーの皆さまにお届けしています。
気になった方はぜひ覗いてみてください。
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ニホンザルの丘のサルたちはとっても嬉しいだろうと思います。屋久島ざるのモンキーバレイでも木をあげることはありますか。この季節の新芽や若葉のついている木はごちそうだろうと思います。