ちまきと言えば笹に巻かれた甘いもちの荒木です。関東は中華おこわをちまきと言うんですね。
そんな5月ももう半分すぎてしまいました。5月は国際マカク週間ということで、マカクを頑張って盛り上げていましたが、皆さんにもマカクたちの魅力は伝わっていますでしょうか?
今回は国際マカク週間の振り返りを兼ねて、日本モンキーセンターにくらすマカクのうち、アジア館にいる9種のオススメ個体をご紹介したいと思います!
まずは我々日本人に一番馴染み深いニホンザル

アジア館のαオス(第一位オス)のコウキです。
コウキはどっしり構えるタイプの性格なのかなと。群れのなかでも性格がきついトネには少し尻に敷かれているのか?なんて思ったりしていますが、器がでかいのかもしれません。
続いては

シシオザルのαオスのコンです。
彼もどっしり構えているタイプなのか、シシオザルの群れの序列が緩いのか
コンが餌を取りに来ている最中にも他メスたちがコンの前に割り込んできて餌を食べても怒らない器のデカさ。

チベットモンキーのメスのサム
ザルバを期待していた方、すみません。私はサム推しなんです。
この写真はイチゴを食べている最中なんですが、食べ終わったイチゴのへたがお腹に落ちて、おへそになっています。このままイチゴを食べ続けるサムに一気に惹かれてしまい、サム推しとなりました。
サムはザルバについでに群れでは2番目になるメスなんですが、カルト(姉)、アルカ(姉)を差し置いての順位。キュートな姿と裏腹に少し気が強いところも推しポイントです。
続いては

トクモンキーのオスのフィートです。
彼は群れの中で2番目の順位でフィートの兄はαオスのフィンクスです。グイグイ前にきて、フィンクスの前にでてくるほどグイグイ来ます。いつかフィンクスに本気で怒られないか見ているこちらがひやひやです。
続いては

ボンネットモンキーのオスのテンテンです。
ボンネットモンキーのαオスであるテンテンはコウキやコンのような器の大きさはあまりなく、どっちかというと心の余裕があまりなく、少し心配性な部分がちらほら見えます。年下のオスにはこれでもかっていうくらいプレッシャーをかけていくタイプです。
群れの中では一番ガタイが良いのに気が小さい、ちょっと応援したくなるような性格のテンテンですが、メスたちには人気のようです。
続いては

タイワンザルのオスのキャロルです。
モンキーセンターではタイワンザルの最後の1頭なので、現在は単独で飼育していますが、今後別種のサルたちと合流させたいなと思っています。
もっぱらアウトドア派なのか部屋の中には、ほとんどいないです。今後の色々な作業を見据えて、最近は部屋にも入るトレーニング中です。ゆで卵への愛がすごい(単にゆで卵好きなだけ)
続いては

アカゲザルのメスのマーニーです。
突然この写真を見せても、アップな顔とキツイ眼光に驚く人がほとんどだと思いますが、マーニーを知っている人が見るとマーニーだなと思う一枚。マーニーの特徴は額の出っ張りですね。ぜひこちらは実物をご覧ください。
続いては

ミナミブタオザルのオスのマロンです。
マロンのチャームポイントは何と言っても「しまい忘れる犬歯」です。
よく左の犬歯をしまい忘れているため、歯や歯茎が乾いてしまわないか心配で直接マロンに聞いてみたいくらいです。
続いては

カニクイザルのメスのカカオ
カカオのチャームポイントは耳真横に生えているところです。カカオもゆで卵に目がないタイプでゆで卵は一気に頬袋に入れてしまいます。
以上9種9頭の推し個体と推しポイントをご紹介しました。
今年の国際マカク週間は日本モンキーセンターは国際マカク週間の団体とコラボした野生のシシオザルとボンネットモンキーの生息地をビデオ通話でつなぐバーチャルツアーのイベントなどおこないました。

映像とは言え、やはり野生の姿というのは魅力的でした。

こちらは国際マカク週間に合わせて、坂口飼育員が描いた日本モンキーセンターのマカク10種1亜種です!まだまだこちらのイラストのグッズは販売中ですので、ぜひお買い求めください!
また国際マカク週間で色々情報を集めていたら

国際マカク週間に合わせて、タイにくらすマカクたちの紹介などもあったり、全世界でマカクたちの魅力を発信している一体感みたいなものを感じることができました。
国際マカク週間はすぎてしまいましたが、マカクたちの魅力発信を続けていき、来年はもっと多くの方へ届けられるように頑張ります!
みなさまもご来園の際はアジア館へお越しください!お待ちしております!
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※オンライサロン『猿分補給』では、モンキーセンターのスタッフたちから、
日々いろいろな記事をメンバーの皆さまにお届けしています。
気になった方はぜひ覗いてみてください。
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