1月も中旬になり一年で一番寒い時期になり困ることも多いこと
受験生たちはセンター試験(今は共通テストだった)お疲れ様です。と言っても一般入試に挑む受験生はここからだよね。「脳は疲労骨折も肉離れも起こさないから頑張れ」と言われたけど正直しんどいんだよね。
そんな私は12年前に受験生だった飼育員。南米館担当の高田です。
今回は受験生への励まそうかと思っています。
きついけれど、試験ってヒトの特権なんだよね。少なくともこの国においては。どういうことだよ!と思ったそこの読者諸君。少し野生動物に思いを巡らせてみよう。
餌を求めて森の中を探索しても餌にありつけないこともある。他の群れのテリトリーに侵入していようものなら激しい攻撃を受けるかもしれない。獲物を狩ろうとし失敗すれば餌にありつけないだけでなく、エネルギーも消費する。野生動物はケガや病気、そして餌を確保できなければ死んでしまうのだ。つまり毎日が失敗できないdead or aliveの世界だ。
ヒトはどうであろうか?この国では試験が生死に関わることは極めて稀なはずだ。それどころか再試験があることも多い(定期試験で追試になっても怒るなよ。昔、追試で100点取って怒られた奴がいたな 笑)。
そう考えると面倒だけどヒトも悪くないだろう。♪ぼくも帰ろう お家へ帰ろう でんでんでんぐりかえって バイバイバイ♪と言えるのだから。にんげんっていいな。
ここからは飼育員らしくサルの話も交えながら自信のつく話題を書こう。
霊長類で一番重い脳を持つ動物は何でしょう?
答えはヒト

霊長類で最も大きな脳を持つ
種としての歴史は浅いが生息個体数は約80億ほどとされている
ヒトの脳は1200g~1400gと言われている。霊長類で最も重たい脳をもっているのだ。ゴリラやチンパンジーでもヒトの半分の重さもないそうだ。マカクのなかま(ニホンザルなどのグループ)は100gほど、オマキザルのなかまは70gほどであるとされている。オマキザルは体重が3kg程だから体重に対して脳が重いことが分かる。体重がさほど変わらないキツネザルのなかまは脳の重さが30gほどである。体が小さなマーモセットのなかまの脳は10gほどである(サルじゃないけれどワニより重い脳をしている)



近年の研究により脳の大きさや重さと情報処理の速さは比例しないことは分かっている(脳科学は超複雑,わかっていないことも多い)が、読者の皆さんも霊長類ナンバーワンの脳をもっているのだからそこは自信をもって良いのだ。
最後に元受験生にして元学生の独り言だけど、
受験生のみんな、進学は“どこに行くのかではなく、行った先で何をするか”だということを忘れるまでは覚えていてほしい。
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