【ロード・オブ・ザ・南米】回顧録

某SNS1字に4文字の読み仮名の漢字の話題を目にしましたが、皆様初めにどの漢字を思い浮かべますか?

僕は初めに思い付いたのが、『階(きざはし)』でした。

アフリカセンター担当土性です。

意味はそのまま階段を指す言葉です(特に神社などでよく使用される言葉のようです)。

階段の昇る降るはよく時の流れを示すようなニュアンスが込められることもままありますが、今回は階を下るーーつまりは過去の南米館の話を振り返ってみようかなと思います。

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クモザル

秋の行楽シーズンは学校行事や幼稚園・保育園の行事もたくさんあることだろう。遠足や校外学習で訪れる児童、生徒、先生の皆さん日本に90園館以上の動物園がある中で日本モンキーセンターへご来園いただきありがとうございます。

珍しくまじめな挨拶から記事を綴り始めた私はかつて子どもだった飼育員、南米館担当の高田です。

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お月見泥棒

中秋の名月のころ生まれて初めて、また犬山に来て初めて「お月見泥棒」という言葉を聞いた。中秋の名月に飾られているお供え物をこの日に限っては盗んでもいいというものらしく、愛知や三重などの一部地域で行われているお月見行事なのだそうだ。「泥棒」と言いながらも「お月見泥棒でーす」「お月見きださーい」などと声をかけて子どもたちが家々を回りお菓子をもらっていくのだとか。これらなら“ルパン●世”も苦労しないぜ。

そんな私は、“花より団子”で“月より団子”。そしてだんご三兄弟ド真ん中世代の飼育員。

あんこは「こしあん」より「つぶあん」派の南米館担当の高田です。

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地味に地道に

9月も一週間が過ぎてランドセルを背負う子どもたちの姿にまた慣れたこの頃、夏休みの宿題をしなかった子どもたちも提出を終えただろうか。

私の友人にとんでもない方法で夏休みの宿題をしなかった人物がいる。その方法とは「自由研究をするために宿題をしなかった」というものだ。彼の自由研究のタイトルは『夏休みの宿題を最終日までしなかったときの家族の反応』というものだった。天才かと思ったが、やはり時間差で宿題を提出する羽目になっていた。地道にやる以外に方法はなかったのだ。

そんな私は夏みの宿題を7月中に終わらせていた飼育員。決して勉強熱心だったわけではなく遊び熱心なだけの南米館担当の高田です。

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