ディディさん☆お誕生会

アフリカセンター担当:廣澤

本日、3月20日はマンドリルのディディの9回目のお誕生日でした。おめでとう!
先日、ちょっと早めにお祝いしました。

祝いの品

メンバー全員の似顔絵入りゆでたまご。

ぱっちゃり体形と紹介することが多いディディさん。
ディディのは、右から二つ目で、彼女のチャーミングなお腹を大きなカブで表現してみました。

いつも、ディディがたくさん食べているのを見ると、ゲゲッと思ってしまいますが、この日ばかりは、主役なので、ご堪能あれ~。

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【今月マンドリル推し】S家のみんなへ

アフリカセンター担当:廣澤

モンキーセンターのマンドリルは、『デ』から始まる名前の個体が多いです。
デコ、ディディ、デイ、デラ、ディスコ。なんと3分の1が『デ』始まりです。!!
こどもが生まれたら、母親の名前から一字もらって命名する習慣があるからなのですが、

担当になっていざ個体識別をはじめると、顔の見分けがつくようになる以前の問題として、「似たような名前ばかりで頭が混乱する問題」に直面します。
とくにデイ、デラ、ディスコなどの若い個体は、初めは見分けるのも難しいので、しょっちゅう名前を間違えられてしまうことも。。。

そんなD家の話はまた今度にしておいて、今回はS家のみんなを紹介します。

S家は、サヤコ母さんと、サム、サンフジ、サユミがいます。

サヤコさんは、このお方。

D家のレディースたちは、群れのビックママことデコさんの御威光をかさにきて、我の強さが半端ないのですが(アルファオスのキンシャサもびっくりするくらい)、

サヤコさんたちS家の皆さんは、周りを見て一歩引くタイプ。

サヤコが群れの中で1番順位が低いこともあり、そうした振る舞いで仲間たちとうまくつきあっているようす。

そしてサヤコさんは、よく娘や息子たちをグルーミングしています。愛情たっぷりなのか、サヤコさんにグルーミングされると、ゴミだけじゃなく頭頂部の毛まで抜かれます(笑)。困った困った。

そんな行き過ぎなグルーミングをするサヤコさんですが、まだニースケが群れにいたころ、ニースケのこともよくグルーミングしてあげていました。当時キンシャサ(アルファオス)に目をつけられ始め、群れのなかで居心地悪そうにしていることが増えていたニースケにとって、サヤコにグルーミングされる時間は穏やかなときだったと思います。ありがとう、サヤコさん。

そんなおっとり穏やかなサヤコさんですが、食事の時にはかなりセカセカ動きます。みんなが夢中でフィーダーから食べものを探しているなか、サヤコさんは部屋の端から端へ、皆の間を縫って走りぬけます。まるで馬のような軽快さです。きっと本人は、強い個体に見つかって難癖つけられないように懸命なのだと思いますが、観察している私には、とにかく目を引く動きです。動きで個体識別できちゃうので、みなさんも食事どきにサヤコを探してみてください。

サヤコさんの末娘、2015年生まれのサユミちゃんも、最近かなり大人びてきました。明確な順位などなかった子ども時代が終わり、サユミちゃんも母と同じく低くめの順位に定着しつつあります。同い年で姉妹のように育ったディスコ(母はディディ)に威圧され退散するサユミちゃんをみると、ちょっと寂しい気持ちになりますが、大人になったんだなぁと思うことにしています。

そして、大人になったと思うポイントがもう1つ。サヤコとケンカをするようになったこと。順位低めなサユミちゃんが堂々とケンカできる相手というのが、実は母なのです。たまにふたりがつかみ合ってグルグル振り回しあってます。母子で何やってるんだ、と思いますが、お互い「親しい母になら(娘になら)文句やワガママを言える」といったところでしょうか。守り守られるだけの関係の母子ではなくなったんだなぁと思うしだいです。

そして、サユミちゃんがケンカを売れる相手がもうひとりいて、兄のサムです。

サユミの子育て中、ふたりの兄サムとサンフジにもたくさんの愛情グルーミングを注いでいたサヤコ母さんのおかげか、4歳年の離れた兄妹の間にも、しっかり親しい存在としての認識があるようです。

サムは、今8歳。心も体も成長盛りです。母サヤコさんが放任主義だったのか、弟妹たちができて2歳の頃から放任されたからか、サムは以前から大人びた印象でした。同い年のヤッシや年上のニースケ (今は非展示エリアでオスたちだけで生活しています。)と比べると、子どもたち同士でわちゃわちゃ遊ぶ姿はあまりなく、キンシャサ(大人のオス)のそばでその立ち振る舞いを観察しているような、比較的物怖じせずに頻繁に挨拶にいく姿を思い出します。5〜6歳のころ。

そんな、もとから大人びた子どもが、最近めっきり若オスの様相です。若いメスとグルーミングしたり、キンシャサ(アルファオス)に乱暴にあしらわれたメスの肩をもってキンシャサに「ブォッ」と文句を言ってみたり。

キンシャサの逆鱗に触れないかと、ヒヤヒヤすることがあります。

キンシャサがのしのしと近づくと距離をとる(場所を譲る)、ちょっと追われるとすぐ逃げるサムですが、最近はメスたちを味方につけようと励んでいるんじゃないかと勘ぐってしまいます。

年齢のわりに(大人びた性格のわりに)ずんぐりむっくり体形のサムくん、ディスコとイチャつくのは、キンシャサにバレないようにお願いします。

さて最後は、サンフジですね。いつも口が空いてるサンフジは、サヤコさん譲りの一歩引いて周りを確認してから動く慎重な性格。でした。過去形。

ガボンとヤッシとニコンとオス4個体で生活していたころは、ガボンのデカさと、ヤッシ&ニコンのイケイケコンビに押され気味で、ひとり距離を取っていたように見えたサンフジ。

ニースケが越してくるのに伴って、繊細なガボンとのふたり暮らしになりました。やはりガボンには一目置いて距離を取りつつも、隣に越してきたニースケに対しては、別部屋にいるからこその余裕からか、フェンスに飛び蹴りして相手をビビらせるようなディスプレイをすることも最近増えてきました。いつのまにか、おっとりサンちゃんから若オスらしく成長しているようす。犬歯もトッキントッキンで、いつもニョキッと口からのぞかせています。まだまだガボンさんのぶっとい犬歯には遠く及びませんが、日々たくましく、図々しくなっているサンフジに、スタッフは(たぶんガボンも)びっくりしています。成長著しいマンドリルたちを通して、学びの日々です。

【今月マンドリル推し】ガボンさんへ

アフリカセンター担当: 廣澤

ガボンさん

大きな体と、繊細な心を持っているというガボンさん。

誰よりも目がまんまるく、くりくり。
大きな体の先にある、トグロを巻いてる風の短い尻尾がチャーミングです。

とぐろ、巻いてませんか?

デコさんたちのいる雄雌群れを離れて2年、2017年より再びアフリカセンターで、雄群れの1番オスとしての生活が始まりました。
久しぶりに会う若いオスたちに、ニィっと歯を見せて挨拶したガボンさん。
若いオスたちが、ガボンの後ろをビビりながらも興味深げについてまわるのを、堂々とした態度でゆるしていた姿がカッコ良かったです。

そんな当初の緊張感も今ではなくなりましたが、男同士で近くにいること自体あまり見かけなくなりました。一緒に暮らしてるのが、慎重派のサンフジだけになってしまったからかもしれませんが。

アフリカ館では、高いところで寝ていたガボンさん。
アフリカセンターに戻ってきてから、地面でよく寝ていますね。床暖の上で。

こっちむいて寝ているのでしょう。ガボンの寝癖はたいてい右に傾いていますね。

地面ばかりで行動していては筋力落ちてしまわないかと不安で(年も年なので)、櫓を立てると、

食べるためなら・・・

よっこらせ。

じきに陽のあたる櫓の上を気に入ってくれたみたいで、甲羅干ししている姿を目にするようになりました。
こっそり写真を撮ってニヤニヤしてます。

まるまった背中が、縁側のおじいちゃんみたいです。
(誕生日は1998年4月11日で、現在21歳です)

寒い日には昼間も室内の床暖の上で過ごしているみたいですが、外で食べものの気配があるとすかさず外に出てきます。ガボンに気づかれないようにこっそりサンフジにあげようとしていても、いつも隙間からチェックしていますよね。

ガボンが見えますか?

めざといというか、いつも見張られてる感じがして怖いです。ガボンは見た。的な。

すぐ出てきます。

そして、2019年の春から隣にやってきたニースケのことも、しょっちゅうガボンは見た、してます。

見ている姿はちょい恐いけど、 後ろ姿は萌えます。脚伸ばしているところが。 (あ、写真がみつからないっ)

ヤッシ、サンフジ、ニコンと一緒になったときは穏やかなようすをしていたガボンも、もう大人な体つきをしているニースケが隣室にやってくると威嚇することも。ニースケ自体を気にしているのか、可愛がってた(!?)ニコンを心配してか定かではありませんが、フェンス越しに新入ニースケを脅すガボンさん。あくびも止まらず、立派な犬歯を見せつけておりました。

おとこばかりの生活ももう2年が経ちました。おとなに成長中の若オスに囲まれて大変なこともあるだろうけど、あんまり悩まないでね。