テナガザル担当:石田
最近うれしいニュースがありました。
骨折をして長期間入院していたシロテテナガザルのジャス♂がギボンハウスに帰ってきました!!
ジャスはもともと、ギボンハウスにて家族と一緒に暮らしていましたが、
腕を骨折してしまい、入院することになりました。
かなりひどい骨折で、腕を切断しなくちゃいけない可能性もありましたが、獣医師の懸命の治療と飼育員のサポートもあり、元気になりました。
実は、昨年の秋頃に一度はギボンハウスに退院したのですが、再び骨折してしまい、再度入院生活を余儀なくされました。
そして先日の7月6日に骨折が治ったので、リハビリをするためにギボンハウスに帰ってきました!!
担当者たちはジャスの退院にあわせて、専用のリハビリトレーニング施設を作りました。
あまり激しい運動をしないように、でも適切な負荷が腕にかかるようにと、獣医師や専門家と相談しながら作った力作です!!
しっかりリハビリしてます!!
このリハビリトレーニング施設はシロテテナガザルの放飼場ではなく、ミュラーテナガザルの放飼場にあります。
ゆくゆくはミュラーテナガザルのクリケット♀と一緒に生活できるように現在お見合い中です。
混合飼育になりますが、クリケットも長年1人で寂しく暮らしており、ジャスも大人になってきて、群れへの合流が難しいと判断したため、お互いの性格も考慮し、この形になりました。
お互いに興味津々。相性は良さそうです!!
ジャス復帰計画はまだまだスタートしたばかりです。
リハビリが進み、本来の動きを取り戻すまで(あともう少し痩せたら、、、)
そしてクリケットと一緒に暮らせるまで
皆さま、あたたかい目で、静かに見守っていただけると幸いです。