バックヤード担当:鏡味
本日2つ目の投稿。
これは、犬山から遠く離れた「バクヤド」という村に伝わるお話です。
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いつものようにカッガーミと村娘のマーヨが動物の世話をしていると、
いつもはあるはずの道具が見つかりません。
どうしたものかと困っていると、
ちょうど横を通りがかった村の偉い人エンチョ・ホーサがこんなことを教えてくれました。
「この村には昔から、暮らしに必要なものを勝手に持っていっては返さない、『ユミエッティ』という小さな妖精がいるんだよ。」
「ユミエッティを捕まえて改心させないと。」とカッガーミが言うと
「ガツンと言ってやってください!」とマーヨもノリノリです。
その日の夜、、、
マーヨ「ユミエッティ捕まえました!ガツンと言ってやってください!」
カッガーミ「よ~し。」
カッガーミ「こら!寺尾さ、、間違えた。ユミエッティ!使ったものは元の場所に戻さないと!」
するとユミエッティはこう言います。
「そんなこと言うなら私も言いますけど、鏡味さんはゴミ箱をちゃんと洗ってください!」「あと、サルの食べ残した枝をそこら辺に溜めずにちゃんと捨ててください!」
「あと、探してる道具を使ったの私じゃないですから!」「「あと、」「あと、」、、、、、、
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だんだん現実と混同してきたので、
バックヤードに戻ります。
※掃除道具がなくなったことと、カッガーミが起こられている内容以外はフィクションです。
↑ 側溝に溜まった落ち葉を掃除する頑張り屋のユミエッじゃなくて寺尾さん