アフリカセンター担当:廣澤
こないだシラカシの枝を切ってきたら、こんなのがついてきました。
鳥の巣。持ち主がどちら様なのかわかりません。ヒヨドリかな?
使い終えた巣だったということにしておきます。卵も入ってなかったですし。
内側はヤシの実の皮を裂いたような細い繊維質の植物でお椀状になってます。外側は白い繊維のようなもので枝と連結してあり、さらに苔みたいなものでコーディング・・・?
素材がビニールのように見えるのがちょっと考えさせられますが、それにしてもこの技術はスゴイです。
”巣”といったら、われらがチンパンジーですね!
彼らも、鳥にまけないくらい緻密な巣(ベッド)をつくります。
野生のチンパンジーは日没前には木に登り、枝をガサガサゆらし、パキパキ折って、せっせとベッドをつくります。毎日。
安全な樹の上で快適な眠りにつくために。
モンキーセンターのチンパンジーはといいますと・・・
寝室で、枝の代わりに毛布や麻袋を折りたたんでベッドをつくって寝ています。
フジコ作。
体の周りに輪を作るタイプ。ハクサイとかメロンの皮とかも一緒に周りに置きます。枝があると、枝を短く折って分解して、それも周りに散らばせます。麻袋より毛布派。
ジミー作。
毛布を広げて敷いてから、端っこを折ってベッドの淵を作るタイプ。
高いところでも寝られるようにと、天井に消防ホースのハンモックも設置しています。
昼間、ハンモックの上で休むツトム。
でも夜はたいてい床で寝ています。ツトムは麻袋を真っ平に敷くタイプです。毛布よりも麻袋派。
ベッドつくりにも、チンパンジーそれぞれの流儀があります。
おもしろいです。
というわけで、今年もやります!
「もういくつ寝るとお正月!チンパンジーのベッドをつくろう!」
日時 : 12/30(日) 13:00~
定員 : 10名
参加費 : 500円
対象年齢 : 5才以上(保護者同伴であれば3才以上も可)
こじつけ感満載ですが、消防ホースでハンモックをつくってチンパンジーにプレゼントします!
最近宇宙と交信しているっぽいマモル ⇓ がよく眠れますように。
コチラの動画、いただきものです。マモルの新たな遊びなのかしら?というコメント付きです。
一心に天を仰いでいるところが謎です(笑)