じわりじわりと

バックヤード担当:阿野

 

バックヤード担当は来園者の皆さまと接する機会がほとんどありません

なぜなら、バックヤードは非公開施設となっており

そこで作業している我々は、言わば裏の者です

 

そんな、バックヤード担当が週に1日だけ、リスザルの島に立つ日があります

普段とは違う業務になるので、来園者が少ない日(悲しい)でも一日中リスザルの島で楽しく仕事ができます

 

さて、ここで阿野的リスザルの島の楽しみ方をご紹介

 

リスザルの島には「ミカン」というおばあちゃんがいます

お年のせいか、高い木に登っているところを見たことがありません

ミカンおばあちゃんは、飼育員=何かくれるやつ

みたいな感覚なんでしょうか

飼育員をみつけると

背後から

じわり

じわり

すごいゆっくりと近づいてきます

決して息を殺して、ばれないように近づいているのではなく

単純に機動力が低い

だっておばあちゃんだから

到着すると

何か持ってるんですよね?的な上目遣い

 

ここでなにもあげないと

向きを変えて、再度上目遣い

 

この後の行動はだいたい2パターン

①餌をあげない

どこかにいってしまう

 

②餌をあげる

誰かに奪われる

 

それを見てニヤニヤするのが阿野的楽しみ方