アジア館・南米館担当:武田
今日は10月9日かーって思いながらぼーっとしていてふと気が付きました。
ト(10)ク(9)の日じゃん!! と。
昨日もブログでトクモンキーが登場しましたが、
急遽本日もトクモンキーを紹介します!
まずは、トクモンキーの特徴について。
トクモンキーは固有種でニホンザルと同じマカク属に属していて、スリランカのみに生息しています。
また、マカク属は22種類に現在分類されているのですが、その中でも最小の種となっていて、日本モンキーセンターのアジア館で展示しているサルの中でも最小です。
頭の毛が放射状に生えていて、それが「Toque」という帽子を被っているように見えることが名前の由来になっています。
(ちなみに気になって「Toque」について検索してみるとニット帽らしき商品が出てきました。)
あとは、地味な色のサルが多いアジア館の中で、一番明るく鮮やかな茶色をしているのも特徴です。
続いて日本モンキーセンターにいるトクモンキーをご紹介!
♂10頭♀17頭が暮らしているのですが、最近は♀ばかりブログに登場させているので今回は♂の一部を紹介!
♀よりも♂の方が体が一回り大きく、口先がちょっと長め(犬歯が発達しているから?)な印象です。
ツリー♂
何よりもガタイがいいのが特徴です。
ちなみに13歳です。なんだかギャング感が出てますね。
フィート♂
まだ6歳なのでこれから肉がついていく予定です。
オスでは2番目に若い個体です。
四角いものを食べた後なので、ほお袋がそのまま四角になっています。
変わった形のものを食べさせてみたくなります(笑)
トクモンキーの写真を撮りまくっているつもりだったのですが、大半が甲子猿の時に撮りまくったファム(トクモンキー♀)でした。
全個体の識別写真を撮影するまでの道のりはまだまだ長そうです。

ファム♀(3歳)
これをきっかけに
トクモンキーという存在、そして魅力に気付いていただけると嬉しいです。