こんにちは、こんばんは!最近、家の近くのスーパーマーケットの自動扉が自分が立った時だけ開かず、とうとう人として感知されなくなってきた江戸です。
そんな悲しみを噛みしめながら飼育に勤しんでいる今日この頃ですが、今回は生意気にも新人ではあれど飼育員として自分なりに頑張っている取り組み(リスザル編)をご紹介できたらなと思います。
あ、最近暖かくなってきましたが、江戸はまだモコモコの靴下を履いていますよ、、、
※どなたでもご覧いただけます。
ニホンザルの丘、リスザルの島を担当してから早二か月が経とうとしています。いろいろと慣れてきたところもある反面まだまだ覚えることも沢山あり、先輩方にはご迷惑をかけてばかりですが、これから成長していこうと思う毎日です。
約二か月も経つと色々と改善点ややってみたいことなど所々に出てきます。飼育動物たちのより良い環境を造っていくためにはそういった常に疑問視することや試行錯誤などは重要不可欠だと思います。そんな中で少し困ったことがありました。
リスザルが、、、帰ってきてくれない、、、
さて困りました。。リスザルの島には群れが二つ(オスのみの群れとオスメス混合の群れ)あり、午前・午後で島に交代で出てもらってます。特に暖かい日の午前中なんかは、みんなお外に居たいでしょうから全っ然帰って来てくれない!
では、お外も楽しいけどお部屋に帰っても楽しいなと思ってもらえるような寝室を作ろうと思い立ちまして、


手始めに、リスザルは樹上性(木の上で暮らす)なので、採食も木の上で行うことがほとんどだろうと思い少しでも「探す」、ことをしてもらえるよう、こんな開閉式の蓋付き給餌台を作り、

少し高いところに取り付けてみました。
さあ、リスザルたちの反応や如何に!

よかったー!ちゃんと使ってるー!しっかりと蓋の隙間を覗いて探していますね。

もう一つの寝室のはこんな感じです。

いやー、にぎわっていますなぁー
給餌台の他にも、


少し見ずらいですが、おやつを隠せて「探す」に加えて「考える」ことをして採食ができるようなフィーダーも設置してみました。

まだまだ設置したばかりですが、これから寝室に帰るのも楽しいと個体に感じてもらえるといいなと思います。出舎、収容など我々の作業の都合上動物たちにしてもらわなければならないものを楽しみながらやってもらえるよう今後も頑張っていこうと思います。
長くなってしまいましたが、こんな感じで外、中関係なくもっともっとリスザルたちに毎日楽しく生活してもらえるよう自分なりに頑張っています!というお話でした。
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※オンライサロン『猿分補給』では、モンキーセンターの飼育員たちから、毎日いろいろな記事をメンバーの皆さまにお届けしています。
気になった方はぜひ覗いてみてください。
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新人飼育員さん頑張ってください
リスサル、めちゃ可愛くて
午前
午後と入れ替えであいにいきました
癒されました
園内のトイレが本当に綺麗でびっくり。なので快適につかえて嬉しかったです
子供も安心してつかえました
この場での書き込みで申し訳ありません
また、行きたいとおもいました