【アジカンInfo】~ヨウの哺育録⑤~

訳あってリハビリ中の坂口です。改めて健康の大切さを実感しております。今回は3月~5月のヨウの記録を紹介します。

※どなたでもご覧いただけます

まだ、定期的な検尿は続いていますが、ヨウの尿にヘモグロビンが混ざることはありませんでした。

便も良便が続きます。

体重も増えてきましたが、1,200グラムを越えた辺りで停滞が始まりました。しっかり歯が生えていて、固形物をよく食べるようになりました。

その反面、ミルクやスムージーは嫌がり飲まなくなりました。体重が停滞しているのは、胃の形成が変わり始めや、吸収するものも変わり始めたからか?と、獣医師とも相談し与える食材にも変化をつけました。

ミルクは飲みませんが、粉のままなら食べたりします。お団子状にして与えたりしました。ペレット(固形飼料)も、スムージーに混ぜていたものを、そのまま与えたりしました。

茄子や大根、ブロッコリーなど、興味を持つものは少しずつでも準備するようにしました。

順調かと思うと、やはりハプニングが起こります。

体調が急に悪くなり、少しお腹の張りを感じレントゲンを撮って頂きました。

以前のような腹腔内に空気は溜まった訳ではないので安心しました。固形物をたくさん食べるようになり、消化・吸収にパワーを注いでいるのではないかと考えられました。

胃のなかに親と同じ菌などをいれるため、他園のラングールでは親の便を与えた記録を見ました。実際に、良い菌が入ると考えられますが、悪い菌のリスクもあります。

獣医師と相談し、短鎖脂肪酸という、サプリの1カプセルを3日に別け与え始めました。

体つきは大きくなりましたが、まだまだドキドキ・ヒヤヒヤの連続の毎日でした。ダウンする日は、一日中ずっと寝ています。

心配になりますが、そろそろ一人立ちを考えるじきでもあります。計画的に準備をします。

まずは、食事の体勢も変えなきゃいけません。私たちが見ていると食べますが、一人になると鳴いてばかりで食べません。一人で食べるトレーニングをします。

遊んだり運動するのも私たちが見える範囲ですので、一人で行動できるように運動場の施設改善もおこないました。

ルトンは他の種と違い、寂しさで体調を崩します。ストレスが胃に影響するからだと私は思います。

まだまだ甘えん坊ですが、自立してアジア館で過ごせるように準備をします。

それには、私たちの「心配性」も改善できるように、安心できるポイントを一つでも多く作る・見つけるを頑張った時期でした。

人で言うと「親離れ・子離れ」ということでしょうか。判断がすごく難しいですが、大事な時期を迎える・備える。そんな期間でした。

過去の哺育録の紹介↓

哺育録①

https://wp.me/p77r8F-h26

哺育録②

https://wp.me/p77r8F-h4R

哺育録③

https://wp.me/p77r8F-h6s

哺育録④

https://wp.me/p77r8F-h6H

~ヨウの記録録⑥へ続く~

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※オンライサロン『猿分補給』では、モンキーセンターのスタッフたちから、日々いろいろな記事をメンバーの皆さまにお届けしています。

気になった方はぜひ覗いてみてください。

https://community.camp-fire.jp/projects/373624/preview?token=3pppyarn

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