標高1,300m、11月から5月は雪に閉ざされる新潟県妙高笹ヶ峰。
最近になって、ここでニホンザルが目撃されるようになりました。
はじめのころは雪のない季節だけでしたが、 2019年3月には京都大学と日本モンキーセンターのチームが雪の中のサルを発見しました。

そこで2020年1月より、日本モンキーセンターと京都大学 霊長類学・ワイルドライフサイエンス・リーディング大学院が共同で、 笹ヶ峰におけるニホンザルの調査を開始しました。

雪の中でサルたちはどんなくらしをしているのでしょう? どうして笹ヶ峰に進出してきたのでしょう?  もしかして気候変動や環境変化の影響があるのでしょうか?
たくさんの疑問を胸に、山スキーやドローンなども駆使して調査をしていきます!

※この活動は、トヨタ自動車株式会社のトヨタ環境活動助成プログラムのご支援を受けて実施しています。


■第2回笹ヶ峰ニホンザル調査(2020年2月21日〜24日)
2/21(金)〜2/24(月・祝)、2回目となる笹ヶ峰ニホンザル調査に行ってきました! 1月の調査ではサルの姿も痕跡も見つけることができませんでしたが、 今回は1日目にドローンでサルの姿をとらえ、 2日目には双眼鏡で、3日目には比較的近くから目視で 観察することができました。 雪に閉ざされた真冬の笹ヶ峰で、サルたちはどのように越冬しているのでしょう? 今回の調査で冬の食物の一部を確認することができました。 今後も調査を続けてまいります。


調査初日、暗くなる前に1回だけ!とドローンを飛ばしたところ、なんとサルを発見しました!! 写真は2日目のドローンからの写真です。


調査3日目は吹雪のためドローンは飛ばせず、山スキーで昨日サルを発見した場所へ。 サルたちは吹雪の中、比較的風を防ぐことができる南向きの谷間にいました。


写真は雪が少し弱まった瞬間のもの。樹種はわかりませんが、低い木の皮をよく食べていました。


調査4日目はドローンからじっくり群れの移動を撮影できました! 目が慣れてくるころには、画面下部から小さな個体がワラワラと走り出します。(画面を最大化してご覧ください!) そちらに目をとられていると左の方からも、、、。私たち調査隊はこの動画から個体数をカウントします。 何頭いるか、わかりますか?


第2回調査はこの7名でおこないました。真冬の2月にサルを見つけることができて“最高の笑顔”です。


■第1回笹ヶ峰ニホンザル調査(2020年1月20日〜24日)
今年は雪が少ないとはいえ、笹ヶ峰は一面銀世界。山スキーやドローンを使ってニホンザルを探しました。 2019年3月には雪の上を走るニホンザルの群れを目撃しましたが、 今回の調査ではニホンザルの姿や痕跡を見つけることはできませんでした。 積雪期の笹ヶ峰でサルたちがどのようにくらしているのか(もしくはどこかに移動しているのか)、今後も調査を続けてまいります。


調査の拠点となる京大ヒュッテ。夏は路線バスで来ることができますが、この季節は雪上車か山スキーでしか来ることができません。


山スキーでの調査の様子。一歩が重い、、、。交代で先頭を務めます。 動物の足跡や食痕を探しますが、どんどん雪が積もっていくので調査は困難を極めました。


やっと見つけた何かの食痕!ウワミズザクラの樹皮を食べていました。サルだと思いたいけどカモシカなどかもしれません。


調査3日目にしてやっと晴れました!これならドローンが使えます!


必死にラッセルして歩いた場所も、ドローンなら上空から数分で確認できます。上空からの絶景を楽しんだあとは、目を皿のようにしてサルの姿や足跡を探しましたが、、、、


残念ながら姿も足跡も見つけられず。最終日は山スキーでいくつかの足跡を見つけましたが、これはサルではないですね。


第1回目の調査はこの4人のパーティーでおこないました。最終日にヒュッテ前にて。笑顔ですが、サルを見つけることができなかったので“最高の笑顔”とはいきませんでした。 今後の調査に期待!!


■調査へのご支猿のおねがい
ドローンを飛ばす際、現在は個人のiPhoneを使っているのですが、画面が小さくてドローン画像がよく見えません、、、。 中古で不要なiPadがありましたら、ぜひご寄附いただけますとうれしいです。
 >>詳しくは『中古でもいいのでほしいものリスト』


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