登録博物館である日本モンキーセンターは事業内容に「霊長類の標本等の資試料の収集・管理及び展示(定款第4条)」を掲げています。 動物園で飼育・展示している約60種850頭の生きた霊長類も大事な博物館資料と言えますが、それ以外にも以下にあげるような資料を所蔵しています。 骨格標本 4356点 臓器液浸標本 3232点 脳液浸標本 2472点 全身液浸標本 1507点 剥製標本 254点 毛皮標本 252点 寄生虫標本 474点 複製資料 63点 民俗資料 4945点 図書資料 9809点 (2020年3月末現在) 現在、これらの資料はバックヤード(非公開)に設けている標本庫2部屋を中心に収蔵しています。 |
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猿と人との「文化的な」つながりを示すのが民俗資料、通称「猿二郎コレクション」です。
猿にまつわる多種多様なものを収集しています。
民俗資料についてのもっと詳しい情報は「民俗資料 猿二郎コレクション」のページをご覧ください。 |
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日本モンキーセンターでは9800点にのぼる図書資料を所蔵しています。また国内外の研究機関、博物館、動物園および水族館などから、
年間600件ほどの刊行物を受けとっています。
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博物館資料はただ保管しておくだけでは意味がありません。
センターの内外の研究者による調査研究、レクチャー、展示、モンキーセンターの外でのアウトリーチ活動など、さまざまな博物館活動で活用しています。
【Link】 外部研究者による連携研究 レクチャーなど学習利用 特別展 また、資料の利用につなげるため、2つのデータベースがあります。 飼育霊長類標本データベース CaPriCo 脳標本画像レポジトリ |
![]() 2017年特別展「100種勢ぞろい」 |
膨大な資料の整理作業を、モンキーセンターの職員だけでおこなうのは困難な面もあります。
そこで京大モンキーキャンパスの受講者の方を募った「資料サークル」で整理作業を進めています。
2016年度~2018年度は民俗資料の確認と整理作業をおこない、多くの資料の収蔵状況を確認することができました。2019年度からは骨格標本の確認作業を進めています。
京大モンキーキャンパスのサークル活動についてはこちらから。 |
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※日本の動物園等で飼育されている霊長類の種数は102種類です。(2015年3月31日時点、GAIN調べ。種間雑種その他の分類不明なものは除く。) |