研究活動
■日本モンキーセンターの研究活動
日本モンキーセンターには、4名のキュレーター(博士学芸員)が在籍しています。キュレーターは、個別のテーマに基づく研究活動をおこなうほか、モンキーセンターが所蔵する標本の管理、動物の飼育・管理に関する意見、外部研究者による研究利用のコーディネート、学術的な問いあわせへの対応をおこなっています。このほかにもリサーチフェロー、獣医師、飼育員などのスタッフもそれぞれの分野で調査・研究活動をおこなっています。
現在の主な活動は以下のとおりです:
熱帯雨林の保全と持続的資源利用の研究
霊長類の生態や行動に関する野外調査の実施と公表
霊長類の形態や進化、ゲノムに関する調査の実施と公表
霊長類の生態展示や飼育繁殖、標本、疾病予防、検疫等に関する調査研究
動物園での教育活動に関する研究と実践
国際学術雑誌Primates の編集と発行
プリマーテス研究会と各種研修会の開催
大型類人猿情報ネットワーク(GAIN)と連携した国内飼育類人猿の情報整備
■笹ヶ峰でのニホンザル調査
2020年1月より日本モンキーセンターと京都大学霊長類学・ワイルドライフサイエンス・リーディング大学院が共同で、新潟県の妙高高原笹ヶ峰におけるニホンザルの調査を開始しました。
詳しい調査記録などはこちらのページをご覧ください。
■研究倫理ガイドライン
日本モンキーセンターでは、2016年4月1日より研究倫理ガイドラインを施行しました。
また、このガイドラインのもと外部委員を交えた研究倫理委員会を設置しています。