■ミュージアムトーク
2017年冬からスタートした、新しいイベントです!!
キュレーターなど研究スタッフが、自身の専門分野についてわかりやすくお話します。

動物園に研究スタッフが在籍するというのは、日本ではとても稀なこと。 でも動物園は博物館の一形態であり、内外の研究者によって、日々さまざまな研究がおこなわれています。 わくわくするような研究活動の一端を、みなさまにもお伝えします! 参加費無料&事前申込不要ですので、お気軽にご参加ください。

■日程 : 月1〜2回 日曜日 11:00〜12:00
■場所 : ビジターセンター ホール
■対象年齢:小学校高学年以上
※どなたでもご参加いただけますが、難易度等は上記に合わせて進行いたします

2017/12/17(日) 11:00〜12:00  第1回ミュージアムトーク
「大規模ゲノム解析が明らかにするヒトの進化、サルの進化」
学術部・キュレーター 早川卓志 【プロフィール】
子は親に似ます。親から子へ、数万個の遺伝子が受け継がれることによって、 顔かたちなどのさまざまな特徴が受け継がるからです。 こうした遺伝子のセットのことをゲノムと呼びます。 ゲノムの正体はDNAという化学物質です。 近年、DNAを一気に分析できる次世代シークエンサーと呼ばれる装置が発明され、 ヒトを含む様々な霊長類のゲノムが次々と明らかにされました。
受け継がれる遺伝子を、逆に子から親、さらに親の親と何万世代とさかのぼることで、 ヒトがまだ他のサルと同じ生き物だった時代にたどり着きます。 ゲノム解析はこうした遺伝子レベルでのヒトの進化、サルの進化を網羅的に明らかにします。
大規模ゲノム解析の仕組みと、 ゲノム解析を通じて私が研究している霊長類の味覚のゲノム進化についてお話します。


2017/12/24(日) 11:00〜12:00  第2回ミュージアムトーク
「動物園は自然への窓 〜サルに会える海外旅行のススメ〜」
学術部・キュレーター 赤見理恵 【プロフィール】
「動物園は自然への窓」と言いますが、動物園で飼育されている動物の大部分は海外を生息地とする動物たち。 彼らの自然での姿を見るのは、簡単なことではありません。 でも、あなたが予定している2泊3日の旅行の行き先をちょっと変えれば、野生の霊長類に会えるかもしれません!
今回のミュージアムトークでは、霊長類に会える国内&海外旅行の例をご紹介するとともに、 海外旅行へ行かなくても動物たちの自然での姿を伝えていけるような、 日本モンキーセンターの取り組みもご紹介します。


2018/1/7(日) 11:00〜12:00  第3回ミュージアムトーク
「化石から知る類人猿の進化」
学術部・キュレーター 高野智 【プロフィール】
人類、チンパンジー、ゴリラ、オランウータン、テナガザルの仲間を含む類人猿。
その進化の道筋は謎だらけ。現生の類人猿は、尾がない、ぶら下がりに適応した身体構造などの特徴を共有しています。こうした類人猿らしさは一度に進化してきたのではありません。異なる時代に、異なる場所で、さまざまな特徴が出現しました。
その歴史を語ってくれるのは化石です。ところが、化石の記録は往々にして断片的で、時代の空白も多く、はっきりとしたストーリーを描くのは困難です。類人猿の進化はどこまで分かっていて、どんな謎が残されているのでしょうか。化石の記録についてお話しします。
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2018/1/21(日) 11:00〜12:00  第4回ミュージアムトーク
「アフリカ・コンゴ民主共和国のボノボの森」
学術部・キュレーター 新宅勇太 【プロフィール】
日本モンキーセンターは世界各地で霊長類をはじめとする野生動物とその生息環境の保全活動に取り組んでいます。 その活動場所の1つがアフリカの中央に位置するコンゴ民主共和国にあります。 この国にはチンパンジーと同じく私たちヒトと最も近縁な大型類人猿であるボノボが生息しています。 その分布域の南西端にあたるバリ地域は、熱帯林とサバンナが入り交じった景観をしていて、サバンナを利用するボノボの様子も観察できます。 現地でのボノボをはじめとする野生動物の調査、そして現地での環境保全の取り組みについて、ご紹介します。


2018/2/4(日) 11:00〜12:00  第5回ミュージアムトーク
「チンパンジー研究こぼれ話(その1)」
学術部・学術部長 友永雅己 【プロフィール】
これまで30年くらい、チンパンジーを対象に、彼らの心について研究をしてきました。 研究者の責務として、研究の成果を学術論文にまとめてきたのですが、実はその背後には、論文にまで行きつかなかったものも累々と存在します。 それらの研究成果を「供養」すべく、これから何回かにわたって「こぼれ話」としてご紹介していきたいと思います。
今回は(1)反射反応からみる自己と他者、(2)穴があったら入れたがる?、そして(3)跳ぶべきか跳ばざるべきか、の三題噺で行こうと思います。
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2018/2/18(日) 11:00〜12:00  第6回ミュージアムトーク
「書物から知る、日本への霊長類の渡来考」
学術部・キュレーター 綿貫宏史朗 【プロフィール】
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■研究スタッフ プロフィール
友永 雅己 (ともなが まさき)
京都大学霊長類研究所・教授
日本モンキーセンター・学術部・学術部長

博士(理学)。専門は比較認知科学、霊長類学。 主としてチンパンジーを対象に認知機能の進化について比較認知科学の観点から研究している。 著書に「チンパンジーの認知と行動の発達」(京大出版会)など
高野 智 (たかの とも)
日本モンキーセンター・学術部・キュレーター/主席学芸員

2003年3月、京都大学大学院理学研究科博士後期課程修了。博士(理学)。専門は自然人類学。 京都大学学術調査隊の一員としてケニアでヒト上科化石の発掘調査に従事し、運動器の機能形態を研究してきた。 また、教育プログラムの開発・実践や展示、イベントなどを通して、霊長類や霊長類研究と市民との橋渡しに取り組んでいる。
赤見 理恵 (あかみ りえ)
日本モンキーセンター・学術部・キュレーター/主任学芸員

2000年3月、東京大学大学院総合文化研究科・修士課程修了。東京大学大学院農学生命科学研究科・産学官連携研究員などを経て、2005年4月より日本モンキーセンター学芸員。
専門は博物館学、動物園教育、来園者研究。 日本モンキーセンター附属世界サル類動物園で、「霊長類の魅力をどのように伝えるか」という教育的側面と、 「人々は霊長類をどのように見ているのか」という利用者研究の側面から研究しています。
新宅 勇太 (しんたく ゆうた)
京都大学野生動物研究センター・特定研究員
日本モンキーセンター・学術部・キュレーター

2012年3月、京都大学大学院理学研究科博士後期課程修了。博士(理学)。 京都大学総合博物館博物館研究員、財団法人日本モンキーセンターリサーチフェローを経て 2014年4月より現職。専門は哺乳類の系統分類学、形態学、博物館学。 形態からみた齧歯類の進化史研究、飼育下の霊長類の形態的変化などを研究する一方で、 コンゴ民主共和国でのボノボの野外調査ならびに保全活動もおこなっている。
綿貫 宏史朗 (わたぬき こうしろう)
京都大学霊長類研究所・特定研究員
日本モンキーセンター・学術部・キュレーター

2012年3月、東京農工大学農学部獣医学科卒業。獣医師。 2012年4月より京都大学霊長類研究所にて大型類人猿情報ネットワーク(GAIN)専属スタッフとして、 国内飼育下類人猿の情報収集・データベース管理や非侵襲的学術研究の推進などの業務に従事。 専門は動物園学で、動物福祉と両立した個体群管理、飼育史研究、展示論、 コレクションプランの確立などに取り組んでいる。特に興味のある動物は有蹄類と鳥類(と霊長類)。
早川 卓志 (はやかわ たかし)
京都大学霊長類研究所・ワイルドライフサイエンス(名古屋鉄道)寄附研究部門・特定助教
日本モンキーセンター・学術部・キュレーター

2015年3月、京都大学大学院理学研究科・博士後期課程修了。博士(理学)。専門は分子生態学・比較集団ゲノミクス。 動物が食べ物に味を感じるために必要な遺伝子である「味覚受容体」の研究を切り口として、 アジア・アフリカの各地で野生の霊長類の味覚の調査を実施してきた。 最近は、サルが「いない」国である南半球のオーストラリアで、北半球では霊長類が利用しているニッチを有袋類がどのように利用しているかについて、 ゲノム解析の視点からの研究もはじめている。
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※日本の動物園等で飼育されている霊長類の種数は102種類です。(2015年3月31日時点、GAIN調べ。種間雑種その他の分類不明なものは除く。)
公益財団法人 日本モンキーセンター
〒484-0081 愛知県犬山市犬山官林26番地 TEL:0568-61-2327 FAX:0568-62-6823
動物取扱業:公益財団法人日本モンキーセンター 愛知県犬山市大字犬山字官林26番地
業種:展示 動尾第510号 業種:貸出し 動尾第509号 登録:平成19年5月31日 有効:平成34年5月30日 取扱責任者:木村直人